感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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原作:あかほりさとる先生/漫画:竹内桜先生『民法改正~日本は一夫多妻制になった~』2巻 白泉社 感想。

1巻はKindle版同時発売でしたので、
では2巻も……と期待していたのですが、
見事に1ヶ月遅れリリースとなりまして(>_<)。
いやー、期待はずれの発売日遅れは、
なかなかに悶々とするところであります、はい。


さて、2巻。
見どころはやはり、三大ヒロインとの緊張感あふれる同居、でしょうか(笑)。
正統彼女? 牧村みちる
純粋お嬢様 糸矢純
大人な女性 笹野香苗
ありがちなハーレム状態には一切ならず、
お互い、家の中でのポジションを見極めつつ、
正平くんの気を引こうとする感じが、どうにも楽しいです。


意外とアグレッシブなのがお嬢様な純ちゃんで。
余計なことを考えない、というか、
よく知らないっぽいのがその行動のモト、なのかしら。
慎ましやかにみせて、わりと一番身体で攻めてくる感じがなんとも(笑)。
これで手を出したら大変なことになるのですから、
正平くんもたまったものではないですね。


香苗さんは、弟さんの事情もありつつ、と、
正平くんとの関わり以外にも問題を抱えていて。
環境的には一番大変そうですけれど、
そこをなんとかしつつも、周囲に気配りをして……
そんなところが魅力的で。
まぁ、正平くんが放っておけない、というのも
わからないでもなく。
今後の共同生活をまとめる役割? になりそな。


もともと正平くんの彼女だったみちる……
空回り気味で、なかなかに大変な。
おそらくは作品的にも正ヒロインなのかな?
と思うのですけれども、なんともここまでは残念な女の子で。
続いていく一つ屋根の下での生活も見どころ、なのですけれども、
みちるがどのように周囲に馴染んでいくか、も、
大事なポイントになりそうで。
正平くんの大きな悩みになるのだろうなぁ……。


一夫多妻、と申しますとそれこそ"ハーレム"を想起させる訳ですが、
そんなに甘くないぞ! と、見せつつも、
各ヒロインは魅力的ですし、エピソードも面白く。
きっちり楽しめた2巻でございました。


とりあえず一つ屋根の下に収まった訳ですけれども、
やっとスタートライン、な印象もあり。
先々のお話が楽しみ、ですね!
3巻が待ち遠しい……あと、Kindle版も同時発売してほしい(笑)。

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