影崎由那先生『かりん』2巻 KADOKAWA / 富士見書房 感想。
- 作者: 影崎由那
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 富士見書房
- 発売日: 2012/09/01
- メディア: Kindle版
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吸血鬼一家にありながらも、
特異体質にて増血してしまう果林。
決定的な場面を雨水くんに目撃されてしまって……。
雨水くんは妖しげな場面を目撃してしまったこともあって
果林のコトが気になって仕方ないですし、
肝心の果林のほうも見られた自覚からか、
微妙な態度に出ざるをえず、という感じで。
一応は秘密を共有する間柄、な訳で、
恋愛に発展する要素はあるのですが、
ここからどのように持ち込むか? ですね。
妹の杏樹はふたりを進展させたいように見えますが、さて?
兄君は微妙なスタンスっぽいですけれども……。
バイト先が一緒で、
お互い、どうしてもバイトを続けなければならない事情アリ、
という縛りは大きいですねー。
学校で何があろうが、避けられない訳ですもん。
このふたりの着地点が何とも楽しみです。
果林の両親からも交際許可? を貰ったようなものですし、
あとは若いふたりにまかせて……ともいかないでしょうが(笑)。
あと、雨水くん母ね。
確かにこれは、無自覚にまわりを巻き込みそうな……
耐性のないひとをコロリとさせてしまうような……
アニメ版も良かったですけれど、
さすがは原作、で魅力満点でございます。
機会は少なそうですが、出番に期待、です。