『あきそら』、『うわこい』でおなじみ、
糸杉柾宏先生の新作『いいなり』1巻が
紙、電子、同時発売となりました。
私はもちろん、Kindle版を購入。
電子版にも特典イラストがついているのは嬉しいですね!
利便性だったり、ちょっとお買い得だったりする反面、
特典イラスト系はあきらめる……そんなことが多いだけに。
美しく成績優秀な理想的生徒会長"有栖川ミサ"。
彼女に憧れて生徒会に入った波多野くんでしたが、
ちょっとした(?)出来心がキッカケとなり彼女の秘密を知ってしまう。
そのことが会長に露見し、秘密を共有する関係に。
関係を深めていくうち、
次第にあぶない方向へと、ふたりは進んでいくのでした。
糸杉柾宏先生作品なので直球ストレートな恋愛話ではなく。
"ん?"と引っかかりながらも、
ついつい惹かれてしまう作品に仕上がっています。
何故、そのような性的嗜好となってしまったのか?
と疑問を抱きつつも、会長はとても魅力的で。
普段は皆から憧れられる存在なだけに、
裏の姿が一層……というところでしょうか。
対して、波多野くんは割と大胆で……
彼は罪悪感だったり不安だったりがしっかりありまして、
会長と上手いコト、バランスがとれている印象。
さて、ここからこの二人の関係はどうなっていくのやら。
もちろん、バレる危険もあれば、
どんどん深みにハマってしまい、大変なことに、
なんてこともありそうですし。
おそらくは後半に登場した幼馴染の坂口さんが
2巻あたりで大きく話に絡んでくるのかしら?
眼鏡っ娘ですし、お胸も……ですし、
色々と期待してしまいます(^^;)。
糸杉柾宏先生らしい、
興味深い作品になる予感のする『いいなり』。
次巻も楽しみに待ちたいと思います。