影崎由那先生『かりん』3巻 KADOKAWA / 富士見書房 感想。
- 作者: 影崎由那
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 富士見書房
- 発売日: 2012/09/01
- メディア: Kindle版
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影崎由那先生『かりん』3巻でございます。
雨水くんが苦手?
な状況も少しずつ改善する方向にみえる果林でありますが。
今後のカギを握るのが雨水くんの家族……
要は雨水くん母が問題になりそで。
息子思いの良いお母さん、なのですが、
どうにも男の人を引き寄せるところがあるみたいな上、
大抵、ロクな結果にもなっていないようで。
ラブホテル清掃の仕事に就いた雨水くん母・文緒さん。
やっぱり、事件に巻き込まれて(^^;)。
女子高生のちょっとアレな、というのは、
時事的なものもあるのだろうなぁ、と思うものの、
結構、攻めてる題材ですよねー。
挙句に文緒さんを果林の兄、煉が狙い始めて。
文緒さんと煉のラインは、また別に動きそう?
意外な文緒さんの一面も見えつつ、なんとか事件も解決で。
守備範囲の広い煉の今後の行動が気がかりですが……。
杏樹エピソードは……底知れぬものがあり……。
見た目はかなり可愛い杏樹ですが、
闇が深い、というかなんというか。
ブギーくんも杏樹の持つ一面、なんだろなぁ。
果林の夏休みバイトエピソードは、
バイトのお話はもちろん、果林の家族のコトも描かれており、
なかなかな読み応えで。
ラストでは大ピンチとなりますが、次回はどうなりますか。
今度は出来るだけ間をおかず、
楽しんでいきたいと思う次第でございます。