感想温泉はてな亭

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葉月抹茶先生『僕が僕であるために。』3巻 スクウェア・エニックス 感想。

一風変わった入れ替わりストーリー、
葉月抹茶先生『僕が僕であるために。』3巻。


歩の提案を受け入れ、
時折、歩と入れ替わってみるようになった駿。
そのことで、より自分の考えているコト、
思っている事が整理できてきて。
紗奈への想い、友人たちの関係について。


表面的には青春! なのに、
ちょっと裏を覗くと、入り乱れた気持ちが……と。
ますます、そのあたりが絡み合って。
駿、歩、紗奈の間柄はもちろんのこと、
ほかのラインも中々に面倒になってきていて。
そこには紗奈の希望を通し、
いまの関係のままで……というものがありつつ、
それを壊すかもしれないから抑えつける本当の気持ちが、ね。


あと、紗奈の気持ち、ですね。
微妙に揺れて、気づきがあって、なように見えるのですが、
ソコには入れ替わりが……どこに惹かれているのか、が
大事になるのかな、とは思うものの。
駿と歩がどう対応していくのか、楽しみなところです。


んでもって、
ついに、な場面で3巻は締めとなる訳ですけれど……
んー、どうなるのかしら……。
考えすぎ、で終わるのか、ひと騒動招くことになるのか。
よりによって、なシチュエーションでもあり。
手に汗握る、緊迫な状態で次巻を待つことに(笑)。


と、可愛い絵柄ながらも、
内容自体は比較的どろりとした感情が詰まっていて。
それがいっぱいになって、はち切れそうになっているような、
そんな感じを受けた3巻でございました。


紗奈の動き次第、ですかねぇ……
ということで、次をまったり待ちたいと思います。


巻末の『一週間フレンズ』後日談がほんと、
救いというかなんというか(笑)。

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