三部けい先生『僕だけがいない街』9巻 KADOKAWA/角川書店 感想。
- 作者: 三部けい
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/02/04
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (2件) を見る
僕だけがいない街(9)<僕だけがいない街> (角川コミックス・エース)
- 作者: 三部けい
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2017/02/04
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
発売日よりちょっと早めに出ていたみたいで……。
8巻のあとがきで予告のあった外伝です。
主要登場人物の雛月、ケンヤ、佐知子さん、アイリと
悟の関わりについてのエピソード集。
読んでみますとさすがに本編に入れるのは難しそうで、
それでいて大事そうなお話で……。
本編を別視点で見る感覚が楽しいです。
雛月の気持ちをであったり、
ケンヤの小学生時分からの考えの変化や
キーポイントとなるコトだったり、
佐知子さんからみた子どもの悟であったり。
そして、アイリね。
ものすごい感動がー、という感じではなく、
静かに隙間が埋まる感覚……でしょうか。
すこーしだけあった消化不良感がコレですっきりした、
そんな読後感でありました。
あぁ、完結したんだ、と。
何やら新連載準備のお話もあとがきにあり、
今後の三部けい先生の活躍にも期待したいところ!
ネパール滞在のお話も最近リリースされましたけれど、
ますます楽しみに……って、
とりあえず、三部けい先生、連載お疲れ様でした。
新作、楽しみにお待ちしております。