大月悠祐子先生『ど根性ガエルの娘』1巻 白泉社 感想。
Link:ヤングアニマルDensi(ど根性ガエルの娘)
- 作者: 大月悠祐子
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2017/02/17
- メディア: コミック
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- 作者: 大月悠祐子
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2016/11/01
- メディア: Kindle版
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私も再放送で、ではありますがアニメをよく観ていました。
その作者さんの娘さんのお話、ということで……
先日、Webでも話題になっていたこともありまして、
こちら『ど根性ガエルの娘』の購入機会をうかがっていました。
そこにKindle版のポイント還元が!
早速、1~2巻を購入いたしまして。
まずは優しい雰囲気を感じる表紙にホッと……
ですけれど、内容紹介などを見ますとハードな中身っぽくて……。
実際、重いんですよね。
マンガを描けなくなり失踪してみたり、ギャンブルに明け暮れ、
帰ってきては暴れる父。それを受け入れる母。
ただ、適切な言い方かどうかは微妙な気もしますが、
作品として面白いです。
ヒットを飛ばした漫画家さんのプレッシャー、
生活のあれこれ、
父が漫画家を目指すときのエピソードに、
荒れていた父が清掃員を始めて色々と感じるところ……。
また、娘からみた家族、とか。
どのお話も興味深く、また、自分の家族を顧みたりもして。
厳しい中にハッピーもあったりしつつ。
読んでいて辛い部分もありましたが、
それを補って余りある発見だったり、
感情を揺さぶる何かがある作品だなぁ、と。
実は、Amazon掲載の内容紹介を読みつつ、
ちょいとばかし、購入を躊躇する気持ちもあった、
というのが本音です。
どう考えても暗い展開を想像してしまいますし。
それでも、Webでの評判などが後押しとなってポチッた訳ですが、
結果、正解でした。
何なのかしら、この魅力は。
読み始めたら止まらず、一気に読み終え。
巻末の大月悠祐子先生と大島永遠先生の対談記事も面白く。
まとめ買いのおかげで2巻をすぐ読めるのがありがたいところ。
ということで、引き続き読み進めてまいります。