磯本つよし先生『エナ』双葉社 感想。

エナ (アクションコミックス)

Kindle４月の月替わり月替わりセールを眺めておりましたら、
白黒に赤のタイトル表記の表紙が目に留まり。
あっ、とても健康的な太ももも！
良い脚のヒロインに間違いはございません。
ということで即、ポチりました。
月替わりセール価格199円。


裏稼業な組織で活動するエナ。
危ない場面も多い中、人並み外れた力で乗り切り。
そんな目立つ行動もあってか、ある日、
賞金をかけられ、追われる身となってしまい……。


と、SF要素を含めたアクションてんこ盛りの作品。
何といっても主人公エナが健康的な魅力に溢れておりまして。
ちょっとした露出もありますが、なんとも良い塩梅で。
表紙に惹かれたなら読んでみて間違いなし、ではないかと。


エナの、背景からくる悩みも読み応えあるかと。
仲良くなった女の子の前で力を出してしまい、
怖がられてしまったり……
戦う場面が多いものの、こういう心の動きが描かれていると
グッとお話が厚みを増す感じがします。


ちょーっと、締めの方は消化不良感、と言いますか、
悪くないのですが、
各キャラクターを活かしきれてない、というか、
時間がなかったのかな？　という……。
もう少し巻数を重ねて、先のお話も見てみたかったなー、
なんて思った読後なのでありました。


迫力のあるアクションと魅力的なエナ。
サッと読める良い作品にはなっていると思います。
も少しこのキャラクター、世界観で楽しみたい悶々は残りますが、
こういう贅沢な気持ちもまた、良しとしまして、
磯本つよし先生の他作品にもあたってみようかな、と
思った次第でございます。
……って、ほんと、
チェックする漫画家さんが増える一方で大変です(;^_^A。