石黒正数先生『それでも町は廻っている』3巻 少年画報社 感想。
- 作者: 石黒正数
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2007/08/03
- メディア: コミック
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- 作者: 石黒正数
- 出版社/メーカー: 少年画報社
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ということで、石黒正数先生『それでも町は廻っている』3巻でございます。
今回も独特のテンポで進むお話が楽しく。
続けて読んでも楽しいですし、
1話ごと区切って読んでも良い塩梅で。
歩鳥の姉っぽい位置づけ? なのかしら。
古道具屋さんの静さんとのエピソードが多め。
というのも、歩鳥の、とある趣味の原点になっているようで。
何ですかね、静香さん、結構美人さんなのにマイペースなところ、
良いですよねぇー。
回送シーンで学生時代も出てきますけれども、これまた。
今後の活躍に期待ですね。
笑わせて頂いたのは、タッツンの誕生会エピソード。
歩鳥の余計なはからい? での悲劇は、なんとも……
それなりに日常でもありそうな話ではあるので、
気を付けよう……と思ったことでありました。
サンタクロースネタもこれまた細かいところが面白くて……
クリスマスを迎えるにあたって、歩鳥の根回しも見どころですが、
タケルくんの機転がさすがでして。
この子、ほんと賢いよなぁ……と。
最後のエピソードはなかなかにグッとくるものがあり。
また、この方、前の方のお話で
背景に登場しているんですよね。
こういうネタが散りばめられているのも、
『それ町』の魅力ですよねー。
んー、3巻も楽しゅうございました!
既刊ですし、以前、この巻あたりは読んでいるのだけれどなぁ……
名作は色あせない、ってコトですかなぁ。
引き続き、まったり読み進めます。
あー、Amazonで紙のコミックの購入履歴、
2008/8/2になってる(笑)。
まさか約9年後に電子書籍で買い直すとは(>_<)。