鳴見なる先生『渡くんの××が崩壊寸前』４巻 講談社 感想。

渡くんの××が崩壊寸前(4) (ヤンマガKCスペシャル)

渡くんの××が崩壊寸前（４） (ヤングマガジンコミックス)

表紙の女の子、見慣れないなぁ、と思ったら新キャラでございました。
鳴見なる先生の新刊『渡くんの××が崩壊寸前』４巻。


石原さん一本で……と思いつつも、
紗月が気になって仕方がない渡くん。
石原さんが半ば強引に動き出してくれたからこそ、
お話も動いた感じですけれども、
そのＦカップに秘めた闘志がなければ、
このような展開にも持ち込めなかったハズで。
やるな！　石原さん！！


前半戦はわりと紗月サイドのお話。
渡くんも深めなところにも踏み込んで……って、
紗月のお部屋にまで踏み込むのは、
さすがにどうかとは思いますが(笑)。


紗月系エピソードは、
過去と今の姿のイメージ組み合わせが、なかなかに良い塩梅で。
渡くんも、かなり惑わされているような？
石原さんへの気持ちと、紗月への複雑な想いの狭間……。
私のイチ押し場面……やっぱり、歩道橋の……ですかねー！
何だか、ものすごくえちぃ、と申しますか(^^;。
見開きでギリギリ……たまりませんでした。
チャイナドレス風？　な衣装も○、でしたし、
今回はちょいとドキドキする場面、多めだったかしら。


後半戦は石原さんがアグレッシブに動き出し、
さらには新キャラの足音も。
なかなか動かない印象の渡くんにしびれを切らしたか、
まさかの石原さんの先制パンチ！
それを受けても色々と悩んでしまうのが渡くんらしいですが、
それを押し切った格好？　でしょうか。
紗月よりも一歩前進した感のある石原さんではありますが、
時を同じくして新キャラクター参戦の予感もあり、
気を抜けない展開は続きます(;^_^A。


新しい女の子ですけれども。
表紙に登場していたので、もうちょっと派手に動くのかしら？
と思いきや、控えめの動きでございました。
可愛く、気は強めで、さらには渡くんと過去、
何やら会っていそうでして……さて、ここからどう動くのか。
石原さん、紗月に与える影響も気になるところですよね！


わかってはいるのですけれども、
なんとも一筋縄にはいかない恋路。
渡くんの苦労は絶えないみたいですね。
可愛い女の子に囲まれて、羨ましいですけれども(笑)。


ということで、次巻、新キャラ加えての騒動に期待しつつ！
４巻もたのしゅうございました。