白浜鴎先生『とんがり帽子のアトリエ』2巻 講談社 感想。
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とんがり帽子のアトリエ 特装版(2) (モーニングコミックス)
- 作者: 白浜鴎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/08/23
- メディア: Kindle版
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- 作者: 白浜鴎
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"ミニ画集"つき特装版も同時リリース!
Kindle版にも特装版が用意され、電子書籍派としても有難い!!
わりと諦めざるをえないことが多くて(^^;。
表紙は気難しい印象のあるアガット。
ココへの当たりが強くて、
また、誰よりも頑張っている、そんな……
本編では彼女の背景もちょいとばかし見えまして。
その行動の理由もどことなく、わかるような……。
1巻の締めのところでの大ピンチ。
そこはなんとか機転、で切り抜けて。
ココは、あまり魔法に慣れていない分、
新鮮な、斬新な思いつきができるのかしら。
他でもココの思いつきは、
結構役にたっているようで。
中盤からはアガットの行動が目立ち。
過去、背負っているもの……功を焦るがあまり迎える危機。
相当なピンチを迎えてしまって。
完全な敵対勢力、悪、ともいえない集団に囲まれ。
果たして……うーん。
先生の助けは期待できるのかなぁ?
ココのチカラについても、
仮にここを切り抜けたとしても今後、大きな問題になりそうで。
コントロールしきれていない、ということなら、
そのあたりを鍛えるような流れになるのか、
抑えが利かなくなってしまうのか。
どうなるのかなぁ?
1巻に続いての丁寧なお話。
地に足のついた、安心して読める1冊となっておりました。
その分、派手さには欠ける印象ですが、
こういうファンタジー作品って貴重に思えまして。
落ち着いて楽しめるんですよね。
次巻もたのしみに待ちたいと思います。
さて、特装版の"ミニ画集"。こちらも満足度高し、です。
白浜先生のコメントもわりと入れられていて、
読み応えもございます。
電子書籍版でも紙っぽい? 処理がされているのか、
なかなかに味わい深いのも○。
出来れば電子ペーパー系端末だけではなく、
タブレットなりPCなり、カラーで観ると、一層楽しめそうですね。
作品を気に入っているのであれば、
特装版は手にとって損はないと思う次第。