大島永遠先生+茶柱渋吉先生『下町銭湯家族』1巻 少年画報社 感想。
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- 作者: 大島永遠茶柱渋吉
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2017/09/25
- メディア: コミック
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- 作者: 大島永遠,茶柱渋吉
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2017/09/25
- メディア: Kindle版
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メインで、というのは珍しいのではないでしょうか?
大島永遠先生+茶柱渋吉先生『下町銭湯家族』1巻でございます。
会社をリストラされ、実家の銭湯へ帰ってきた絹ちゃん。
家族、地域の人たちとの想い出のつまった銭湯を手伝い始めますが、
両親は廃業を考えていて。
愛着ある銭湯を盛り上げるべく、絹ちゃんは奮闘するのですが……。
絹ちゃんほか、女性陣は可愛く、
男性は味わい深く描かれており。
舞台が銭湯なこともあって、
健康的な身体もそこかしこで観られます(^^;。
素晴らしい!
お話自体は銭湯をなんとか盛り上げよう……という話なので、
どうしても辛めな展開。
イベントなどで一時的にお客さんが増えてもそれ維持できないばかりか、
混雑が原因で常連さんが離れてしまったり。
経営していくのが如何に大変か、が、
わりと本気で詰まっている印象で。
もちろん、それだけではなくて銭湯の良さも描かれており。
久々に銭湯へ行きたくなる、そんな作品でもあります。
締めはかなり心配になる流れ。
ここから逆転できるのかしら……続きに期待です。
巻末には銭湯の取材記も収録。
2ページではありますが、濃密な内容となっております。
取材先はこちらみたいですね。
Link:喜楽湯 | 埼玉県川口市の銭湯 - 東京銭湯 - TOKYO SENTO -
しかし、この作品、
折角なので、銭湯利用の基本的なコト、ガイド的なのが載ってると
さらに嬉しかったかもなぁ、等と思ったり。
持っていくもの、あったら便利なもの、だったり、
湯舟に入る前に身体を洗おう、とか?
もちろん、ネットで検索すれば出てくる情報ではありますし、
作中から見える部分もありますけれど。
気楽に読めるものがあると良いのかも、なんて。
銭湯にお出かけしたことがなかったりすると、
結構、敷居が高く感じるのよね。
そのあたりを取っ払える情報があると……。
ということで、今後の展開に期待しつつ!