大西巷一先生『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』9巻 双葉社 感想。
乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ(9) (アクションコミックス(月刊アクション))
- 作者: 大西巷一
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2017/11/10
- メディア: コミック
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表紙はジシュカさん。
内容的にもジシュカさんの9巻、と言っても良いのではないかしら。
ひとつの区切りであり、新たな始まりのような。
ジシュカさんの過去や、
彼らの大元となったヤン・フスのお話も織り交ぜつつ。
前巻にあった予告で覚悟はしていたものの……
やっぱりショックな展開でしたし、
特に若干の希望を見出したところでの追い打ちは
なかなかに効いた感じでした……
ただ、私は読んでいてショックを受けたものの、
当のシャールカたちは強く、前を向いている風で。
悲しんでいてばかりもいられない訳ですが、
その凛とした姿に勇気づけられまして。
強さには作戦的なものだったり、武器などの工夫もあるのでしょうけれども、
こういう気持ち的なところも大きいのだろうなぁ、と、
痛感の9巻でありました。
さて、続く10巻以降はどうなるのでしょうね……
指導者が欠けた訳で、こうなると気になるのは分裂、内紛。
もちろんそのあたりを突いての策謀もあるでしょうし。
全体的な流れからも目を離せませんし、
シャールカもピンチをどう切り抜けるのか注目で。
面白くも衝撃の展開が続く『乙女戦争』。
今後も要チェックでございます。