感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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信濃川日出雄先生『山と食欲と私』6巻 新潮社 感想。

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山と食欲と私 6 (BUNCH COMICS)

山と食欲と私 6 (BUNCH COMICS)

更新、滞っておりますが、
マンガはバリバリ読んでおります。
つまり、書き留めたい感想は増えておるのですが……
体調悪かったり、仕事忙しかったり……
とにかく時間捻出して書く癖、戻しませんといけませんね。


私事は置いておきまして、
先日発売されました信濃川日出雄先生『山と食欲と私』6巻、
とても楽しゅうございました。


いつもの山を巡るお話なのでございますが、6巻では立山登山のお話が!!
私の母方祖父が富山出身で、
立山には特別な思い入れがあったことを聞いていましたし、
数年前、登山はしておりませんが観光で立山黒部ダムには訪れたことがありますし。
……んー! 一度は登ってみたい、
そんな気持ちにさせられたエピソードでした。
迷子の女の子のアクシデントもドキドキさせられ……
ホッコリと緊張感のバランスがよろしゅうございました。


冒頭のキャンプのお話は……例の単独男子が大活躍?
一歩間違えたら……なお話ながらも、妙なコミカルさが楽しく。
鮎美さんが比較的良い方向に誤解している感じがまた(笑)。
こういう、あまり悪いところに視点を向けない、
というか考えない? 鮎美さんって素敵よね、なんて。


都内の山へチャレンジ! なエピソードは、
……失敗……なお話。
楽しい、一辺倒ではなく、やってしまいがち? な危機も
手を抜かずに盛り込まれているのがこの作品の良いところ。
なんだかんだ乗り越えて、な様は読み応えもあり。
ほんと、準備って大切なんですね……。


幽霊? おばけ? なお話については……
若手っぽいメンバーが単独男子っぽく見えて、
ちょいとドキッとしました(笑)。
"あー、ダメだったかー!!"的な(;^_^A。
こういうお話もたまには良いですねー。


会社のお話もちょいとあり。
そこではタイトル絡みのドキッとする場面もあり。
凄くおさまりの良い、綺麗なシーン……というか。
山の場面はもちろん、この作品のハイライトと言えるのですけれども、
わりと日常の中で山のことを思う、
このようなトコロこそ、独特な良さなのかもなー、
などと思った次第でありました。


うん。
今回もめっちゃ楽しゅうございました!
私の場合は普段よりも立山補正? が入って一層(笑)。
そいえば、お酒で勝駒が登場していたのも印象深く。
富山旅行の際、親戚に薦められて飲んだなぁ……
また飲んでみたものの、ほんと、関東では見かけず(>_<)。
なんだかんだ、身近に感じられるものがあれば一層、楽しいものですね!
登山、少しチャレンジしてみたら
さらに面白くなるのかしら……むむむ。


次巻はどんな山、人、ごはんとの出会いがあるのでしょうね。
より楽しみになる6巻でありました。

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