ナガテユカ先生『ギフト±』10巻 日本文芸社 感想。
- 作者: ナガテユカ
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2017/12/18
- メディア: コミック
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- 作者: ナガテユカ
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2017/12/18
- メディア: Kindle版
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10巻でございます。
Kindleのセールで衝動買いしたのがこの作品との出会いだったかと思いますが、
今や、値引き云々関係なく、
発売されたらKindle版をポチリといたしまして景気に貢献です。
10巻は、わりとお話も大きく動いた印象で。
9巻での怪しい人物に関しては思いの外、するりと……
という塩梅ではあったものの、周辺で動く人たちには色々あって。
環ちゃんの活躍はあまり見られず。
桜田さんのまわりが色々、な塩梅でございました。
組織の中の人、なだけに、
行動が縛られてしまうのがもどかしく。
それでも、外からの助力もあったりで、
"これから"につなぐ感じは出ているかしら。
今回、一番大きな動きは加藤さん、ですね。
過去も明らかになり。
単純に、崇くんの手下で収まっている感じにも思えず。
鍵になる人物であるのは間違いないだけに、
10巻のエピソードのおかげで、より楽しみが増えたような?
どう動くのかしらね。
策謀渦巻く中、
環ちゃんの気持ちも気になるところではございますが。
作品を読み始めた当初は、
やっぱり、解体する彼女の姿をみて引いていた訳ですけれども。
今となっては、一番、彼女が素直、純粋な感じもしてしまって。
周りがドロドロしてるからなぁ。
なんとか、環ちゃんには納得のいく着地点にたどり着いて欲しい、
と思いつつ作品を読んでおりますが、さて、どうなりますか。
お話の本筋は、恋心の行方もありつつ、
他の方面がぐいぐい動いている状況ですから、
そちらを注視しながらサイドストーリーも楽しむ……
なんて感じですかねー。
万人にオススメできる作品ではありませんが、
個人的にはやっぱり面白いなー! と再確認しつつ、
先がより楽しみになった10巻でございました。
加藤さんの動きに、やっぱり注目なんだろうなぁ……。