水上悟志先生『二本松兄妹と木造渓谷の冒険』少年画報社 感想。

- 作者: 水上悟志
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2018/01/10
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (1件) を見る

- 作者: 水上悟志
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2018/01/10
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
あと、続編が観たいな、と。
作品としとては見事に1巻に収まっておりまして、
アニメ映画をすこーん、と一本観終わったような。
そんな心地よさのある1巻完結っぷり。
気持ちよく終わるのですが、
出てくる登場人物が敵、味方、みな魅力的で。
また、世界観も日常に近しいところでの異界……な話で。
続くエピソードをホント、待ちたいよなぁ、という。
感触としては『戦国妖狐』の延長線上にある世界なのかな?
と思いつつ読み進めておりましたが、どうなのかしら。
一応、舞台は現代っぽいですけれども、
傍には……という感じのようですし。
そのあたりの設定も気になるところ。
Kindle版を購入して通勤中に読んだのですが、
改めて、帰宅してざざっとPCの27インチモニタにて見開き場面を見直し……。
いやー……一度、Kindle端末なり、携帯端末なりで読んだとしても、
環境的に許すのであれば、大きめの画面で見開きは見直すべき。
ページを送って画面が表示されたときの驚き、迫力、衝撃、
視界が覆われる一瞬の圧力と、開放感がたまらんのですよねー。
一応、あとがきではシリーズ的な話もありましたので、
ちょいと期待したい感じですかねー。
こんな魅力的な方々を描き出しておいて、1巻で完結って何よ!! という(笑)。
満足はしたのですが、もっと欲しくなる……危険な感じが(^^;。
なんてことも思いつつ。
1巻でなんだかんだ締まってはおりますので、
プレゼントする1冊としても、重宝しそうな作品です。
水上悟志先生作品布教用として、駆使してみたいなー、と妄想広げつつ。
さて、短編集の方にも手を付けますかのぅ。