大月悠祐子先生『ど根性ガエルの娘』4巻 白泉社 感想。
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- 作者: 大月悠祐子
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2018/03/29
- メディア: コミック
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- 作者: 大月悠祐子
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2018/03/29
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朝の通勤時は気分がのらず、他作品を読みましたが、
帰路、電車中にて一気に。
普段は行き、帰りで一冊、というくらいののんびりペースなのですが、
この作品については引き込まれてしまって、
読む速度も上がってしまい。
"衝撃の展開"はこれまでの巻もかなりのもので。
ここまでくると慣れてしまうのでは?
という思いもあったのですけれど……全然甘くて。
掲載誌移籍の話や、注目の父のその後。
また、父や、家族との関係。
少しずつ、接し方、気持ちの整理ができてきた、
という感じなのかしら。
言い方が難しいですが、
実家、的な家族の方の整理がついて、
自分の家族を築く段階になってきている? そんな。
激動の……ですが、ここまでのめり込んで読める、というのは、
作品としての面白さ当然として、他にも何かあるのだろうなぁ、と。
そのままズバリ、ではないにせよ、
作中の出来事のどこかに近い経験だったり、
想いを抱いたコトがあったり……ね。
かなり、気持ちの向きはマイナス方向、
な印象の作品なので、読むのにもそれなりの覚悟、というか、
気持ちの調子が必要、なのは相変わらずで。
ただ、そのあたりを考えた上でも、
本当に面白い作品だと思います。
笑い飛ばす系、ではなくて、
物凄く気持ちだったり、心にひっかかる、という意味で、
おもしろい、です。
盛大にココロを揺さぶってくれる、
そんな芯がブレないままの4巻でした。
先が楽しみ……と言って良いのかどうかは
難しい内容なのですけれども。
ただ、新刊が出たら買いますし、読みますし、
感想は描きたいなぁ、そんな作品でございます。