感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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宮原るり先生『僕らはみんな河合荘』11巻 少年画報社 感想。

完結の11巻。
しみじみ、楽しみました。
当初は掲載誌で連載を追う感じで読み始めて、
単行本待ちになって、
紙からKindle版へ……と読むスタイルも変わってきましたが。
魅力的なキャラクター、
お話、舞台に引っ張られて、最後までお付き合いさせて頂きました。


宇佐くんと律ちゃんはともかく、
麻弓さんがどうなるのか心配だったのですけれども、
そこは納得の着地点が用意されており。
本編では終盤戦、
あまり出番がなかったような気がする彩花さんは
きっちり、番外編の補足エピソードで後日談もバッチリで。


お話の完結でホッと一息したあと、
後日談で気になるところを回収、という塩梅?
無理やり最終回にまとめるよりは、
みな自然体な印象な、
11巻のようなスタイルで良かったなぁ、などと思いつつ。


ちょっと、河合荘自体は寂しくなってしまったのかしら、
という感じもしますけれども、
また、賑やかな時期がやってきたり、
皆が集う場になったりするのかしら、なんてことも妄想したくなる。
そんな読後なのでありました。


宮原るり先生、連載、おつかれさまでした。
個性的な彼ら、彼女らの日々に笑わされ、
元気をもらうことができました。
過去を振り返ってみるに、
経験したくてもなかなかできないのが、
河合荘のような場所での共同生活。
想い出にはなりそうで、
チャンスはゼロではなかったりもするのですが、
なかなか踏み出せない。
そんな思い、憧れの補完にもなった作品かしら、
なんてことも思っております。


新作、楽しみに致しております。
また、『恋愛ラボ』の着地も。
みそララ』が復活したりしないかしら、などと期待もしつつ。


ほんと、たのしゅうございました!
時々、わたしも河合荘を読み返して、
あの日々へ里帰りしてみます。
宇佐くん、律ちゃん気分で。

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