矢野としたか先生『おもいがおもいおもいさん』1巻 白泉社 感想。
- 作者: 矢野としたか
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2019/03/29
- メディア: コミック
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おもいがおもいおもいさん【電子限定おまけ付き】 1 (ヤングアニマルコミックス)
- 作者: 矢野としたか
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2019/03/29
- メディア: Kindle版
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まさか、と言ってはあれですが、全力のラブコメ作品となっています。
一か八か、当たって砕けろ! な心意気で憧れの面井さんに告白した軽井沢くん。
まさか? のOKに心躍るも束の間。
その面井さんの想いの重さを思い知らされることになるのでありました……。
主人公の軽井沢くんの誠実なような、適当のようなところといい、
面井さんの徹底した重さがなんとも絶妙なバランスで、
小気味よく読み進められる作品となっています。
脇を固めるキャラクターも……それほど登場するわけではありませんが、
みな個性的で好感触。
個人的には面井さんママがなんとも魅力的でして(笑)。
ママが面井さんの年齢に対してかなり若めなのは、
やはり、なにかと結婚、子作りを要求する重い血筋が故、なんですかねー。
見どころは、
パッと見、真面目な感じの軽井沢くんが
面井さんに押し切られて心変わり? するところですかねー。
いかん、いかん! と思いながらも、
なんだかんだで面井さんにのせられて、という。
はたして、結婚、子作りをどこまで堪えていけるやら、
という感じですね(笑)。
と、まぁ、楽しい一冊となっております。
今後の展開も期待したいところですので、
バリバリ続刊が出て欲しいなー、という今日この頃なのでございました。