感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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長田佳奈先生『つれづれ花譚』ぶんか社 感想。

つれづれ花譚 (ぶんか社コミックス)

つれづれ花譚 (ぶんか社コミックス)

Kindleの新刊情報を眺めておりましたら、
何やら見たことのある絵柄が。
『こうふく画報』に続く長田佳奈先生の新作でございました。


今回もレトロな時代を舞台に、
日常にある淡い恋心であったり、
キラリと輝く発見であったりが、それぞれのお話に散りばめられ。
一話はそれほど長くないのですけれども、
心地よい読後感が残る作品ばかりで、
なんともホッコリするのでございます。


また、各話に微妙な繋がりがあって、
それが気持ちよく最後に集約されるのもよろしゅうございます。
あまり派手ではないのですけれども、
不思議と、スッキリとする感じがしまして。


女性キャラクターが魅力的なのも良いですね!
いわゆる萌え、な感じではないですけれど、
ちょいと方向性の異なる魅力がありまして。
おくゆかしさ、とでも言うのかしら。
『こうふく画報』が好きだった方ならば間違いない感じ、
とでも申しますか。


賑やかなお話にはない、しっとりした感動に満ちた、
そんな作品になっているかと思います。
発売リスト眺めて気づけることが出来、よかったです。

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