大西巷一先生『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』12巻 双葉社 感想。
- 作者: 大西巷一
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乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ(12) (アクションコミックス)
- 作者: 大西巷一
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2019/06/12
- メディア: コミック
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乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ : 12 (アクションコミックス)
- 作者: 大西巷一
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2019/06/12
- メディア: Kindle版
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大西巷一先生『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』12巻でございます。
シャールカ個人のストーリーはもちろんのこと、
戦争の終結、という大きな区切りもあり。
なかなか言葉にするのは難しいですけれども、
正しいと思う者同士がぶつかりあう、
そんな戦争の様がよく描かれていたかと思います。
暴走し、止められないあたりなどは、
ゾクリとしたものを感じさせられました。
また、この作品は、
容赦なく傷つき、倒れていく仲間たちが印象深く……
結構、お話ですと主たる登場人物って退場しないことが多いと思うのですが、
まったくそういう感じのなかったところが、
より、戦争の生々しさを感じさせてくれた、
そのような気がします。
そんな中ではありますが、
シャールカの辿り着いた着地点は、
なんだかホッとするもので、一安心とでも申しますか。
読後が穏やかになるものでございました。
助けてもらうエピソードも、
らしい、感じがどことなくあり。
本当、見応え、読み応えがありました。
作品との出会いは、Kindleの無料連載誌がキッカケで。
たまたま、でしたけれど、
良い出会いができたと思います。
大西巷一先生、連載おつかれさまでした。
またの作品、楽しみにお待ちしております。