沙村広明先生『波よ聞いてくれ』７巻 講談社 感想。
沙村広明先生『波よ聞いてくれ』も７巻がリリース。
前巻でまさかの展開だった宗教団体編？ も締りまして、
注目の新展開！
正直なところ教団絡みのお話は少々突飛で、
面白かったもののラジオっぽさは薄くなっていた印象でした。
んでもって今回は……
我らがミナレさんが
引きこもりな男性に対峙しつつ、
その様をドキュメンタリーとして……などという、
どう考えても波乱しかない展開！！
当該青年はもちろん、
まわりを固める家族もキャラが濃く。
そこにミナレさんが干渉していく訳ですから、
ただで済む訳もなく、化学反応起こりまくり、と申しますか。
深刻な話になりそなテーマではございますが、
この作品らしいコミカルなセリフ運びも相まって、
とても楽しいエピソードに仕上がっているかと思います。
そんなところに、
実際のことをモチーフにした大事件が起こって次巻へ、
と……
面白さはもちろんのこと、
ただならぬ緊張感もプラスしてきたお話の今後に期待も高まり。
関東住まいが故、大事件は体験していないのですが
地元の家族から色々きいてはいますので
どのように描かれるのかも興味深くあったりもしながら。
目一杯たのしめた７巻でございました。
８巻もアニメ共々、楽しみに待ちたいと思います。
