蒼樹うめ先生『微熱空間』3巻 白泉社 感想。
蒼樹うめ先生『微熱空間』3巻、遅ればせながら読了。
いやー、この巻もえらいドキドキが満載で、
とても心臓に悪い感じでありました(笑)。
注目は、直耶くんと亜麻音ちゃんの関係であるのは間違いないのですが、
3巻ではちょいと新しいポイントも出てきて。
直耶くんの友人である稔くんと、
亜麻音ちゃんの友人の九条さん、ね。
今のところは付き合う、とか、そういう雰囲気ではないものの、
追々、発展する可能性があるのかなぁ? なんて。
稔くんが一見、チャラい感じでありながらも
これがしっかり者っぽくて……これは九条さんの気持ちも揺れるのでは?
などと思うのです。
見てわかるように、ではなくて、
本人も気づかないうちに稔くんを頼りにしちゃうような塩梅で。
どうなるかなー。
主軸のふたりはもう、ベッドに寝転がりながら読みつつ、
ついゴロゴロ転がりたくなってしまうくらいのドキドキっぷり。
一線をこえそうなところを微妙なところで回避しつつ(笑)。
んー、ほんと、この調子だと直耶くんの胃に穴が空いてしまいそう(^_^;)。
亜麻音ちゃんの方は天然っぽいところがあるので
そこまで大変そうでもないかしら……いや、
後からのたうち回ること多数なのでしょうけれども。
誕生日まわりのエピソードはもちろんのこと、
夏祭りみたいな定番もあり。
密度がギュギュッ、始終ドキドキなんじゃないかしらってくらい(笑)。
ラブコメスキーにはたまらない3巻でありました。
このふたりがどうなるのか。
外から見守る側の二人は?
あと、肝心の家族としてうまくやっていけるのか?
次巻で楽しみなこと、てんこ盛りでございます。
わくわくしつつ、続きを待ちたいと思います。
既刊を読み返してドキドキ、悶絶するのも良いかもですね(笑)。