志摩時緒先生『ジェミニはお年頃』1巻 白泉社 感想。
これまた長く積んでしまっておりましたが……
少し部屋を整理したついでに読んでみました。
『あまあま』で悶絶させてくれた志摩時緒先生作品ですので、
自然、期待? も高まり。
んでもって、布団に寝転んで読みました……
んんんー!! たまりませんね!
これこれ、この悶絶っぷり!
羨ましさ炸裂しちゃうくらいの青春っぷりが良いのよ!
高校生、ということは恋愛にも敏感なお年頃。
新田くんは元々親しかった恵さんと付き合うことになったものの、
恵さんには、恵さんとそっくりな双子の弟・歩くんがいて……。
ただでさえお付き合いって大変っぽいのに
同い年で、かつ彼女と同じ顔をした弟がいる? となると、
さらに大変そうですよね(笑)。
実際、独特の悩みがありそなのが見どころで。
新田くん、歩くん、どちらも。
一応はうまく噛み合いだしたのかな? という1巻でしたが、
これからどうなるのか楽しみです。
同時に『夜毎のジュリエット』も収録。
こちらで描かれるふたりは幼馴染で、
いちど別れて復縁、という、
高校生にして既にひと波乱あった、
そんな上級者? なふたりで、
『ジェミニはお年頃』とはまた、
ひと味違った悶々を味わえてよろしゅうございます。
ということで、悶々、ゴロゴロしながら楽しませて頂きました。
志摩時緒先生作品の醍醐味てんこ盛り、とでも申しましょうか。
『楽園』系恋愛作品が好みの方なら間違いなく楽しめそうな。
2巻はいつになるのかしら。
早くも期待と妄想で頭がいっぱいです(笑)。
この作品みたいな夢でもみて、ドキドキしたいわー。