鈴丸れいじ先生『地獄恋 LOVE in the HELL』１-３巻 双葉社 感想。

[まとめ買い] 地獄恋 LOVE in the HELL（アクションコミックス）

Kindle版がお安くなっておりまして、
１巻が99円、２巻、３巻が各250円……となれば、
まとめ買いするしか！　ということで購入いたしました。
無料連載版をチェックし、気になっていた作品でしたので
丁度良かったです。

漫画アクション【無料連載版】

自宅で酔って転倒し、亡くなった千川凛太郎。
特にこれといった悪いコトをした記憶はないものの、
目が覚めたそこは地獄で……。
担当である鬼の美少女"こより"に説明を受けつつ、
罪を償っていくのですが……
というのがざっくりした内容で。


こよりが鬼デビュー直後で微妙に頼りないのですけれど、
凛太郎とうまくバランスがとれていて。
なんとなし、凛太郎もこよりをサポート？　する形になったりもして、
持ちつ持たれつ、とでも言うのでしょうか。
程よい距離感。
恋愛、というよりは兄妹っぽい関係性が
読んでいても楽しくて。


地獄が舞台、であるのも上手く活かされておりまして。
お金やら贖罪のしくみが、妙なリアリティがあり。
地獄の沙汰も金次第……というか。
頭が吹き飛ばされたり、ひどい拷問を受けたり、
もしますけれど(^^;)。


お話の締めも、なかなかに良かったと思います。
なんだかんだで人の良い凛太郎の素敵なところが出てるかな、と。
こよりとのその後、がどうなったのかな？
というのはちょいと気になるトコロではあるのですが。


一応、続編も出ている模様なので、
機会があればそちらにも手を出してみたいと思います。
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