関谷あさみ先生『千と万』3巻 双葉社 感想。

- 作者: 関谷あさみ
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2016/09/12
- メディア: コミック
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- 作者: 関谷あさみ
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2016/09/15
- メディア: Kindle版
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とは言っても、割と早めにリリースしてくれた訳ですけれども。
久しぶりの単行本!!
と嬉しかったのですけれども、こちら、完結巻なんですね……。
内容的にはこれまでと変わらず、
父・千尋と娘・詩万のマイペースな日々。
ちょっと反抗的な態度をとりつつも、
何だかんだで父と仲の良い娘ちゃんが可愛い。
ちょっと恋愛絡みのエピソードがあったり、
学年があがって後輩が入学してきてドキドキ! だったり、
近所? のお姉さんの進学から、
自分の進学も意識している風だったり……
お年頃の詩万が色々と感じ、
行動する様に心温まる、と申しますか。
んー、子ども、欲しいな(笑)。
終盤の車エピソードはなんともグッときました。
家族がいたらやっぱり車があると良いですし、
想い出にもつながりますもんね。
私も小学生、中学生時分に家族で車で遠出したのって
素敵な、代えがたい想い出になっていますし。
お話としてどこで区切るのか、難しいタイプの作品で。
着地点としてこの3巻がどうなのか……んー。
悪くないですし、大好きなのですけれど、
ただ、もう、「もっと読みたかった!!」という点において残念!
と(笑)。
何気に家族の象徴っぽい自家用車に収束するのは良いと思うのです。
が、ほんと、もっと色々読みたかったんですけど!! と(;^_^A。
とっても楽しい、娘ちゃんとの日々を楽しめました。
ただ、もちっと楽しみたかった―。
そんな気持ちで一杯になった『千と万』3巻なのでありました。
関谷あさみ先生、連載おつかれさまでした。
次回作も楽しみにしております。