水上悟志先生『惑星のさみだれ』１巻 少年画報社 感想。

惑星のさみだれ 1 (ヤングキングコミックス)

惑星のさみだれ （１） (ヤングキングコミックス)

先日のAmazon Kindleのセールで全巻買いしたので、
早速１巻を。


大学生の雨宮夕日はある日、言葉をしゃべるトカゲに出会う。
ノイ、と名乗るそのトカゲは、
この惑星を滅ぼそうと企む魔法使いから姫を守り、
世界を救うから力を貸せ、という。
当然、夕日はのり気ではない。
だが、魔法使いの使役する「泥人形」が目の前に現れ……。


という感じで巻き込まれていく１巻。
インパクトの強いしゃべるトカゲに、
ちょっと性格の悪い主人公・夕日のやりとりからスタートする訳ですが、
この掛け合いがなかなかに楽しく、
いつの間にか世界観をたたき込まれます。
そして、ヒロインの朝日奈さみだれ！
トカゲの言うところの守るべき姫なのですが、
それに反して内心は魔王……という(^^;)。
そんな、魔王の部分に惹かれて遵うことにする夕日もアレですけれども。


物語開幕の巻ですが、
夕日の生い立ちも明らかになり、
結構深いところまで突っ込んでくる印象です。
基本ルールもわかりやすく示され、
主軸のキャラクターも魅力的で。


評判良かったのは知っておりまして、
まとめ買いタイミングを待っていたのですけれど。
いやいや、良い機会でございました。
どんどん読み進めて参ります。