押切蓮介先生『ピコピコ少年TURBO』太田出版 感想。
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- 作者: 押切蓮介
- 出版社/メーカー: 太田出版
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『ピコピコ少年TURBO』でございます。
基本は変わらず、ゲームを軸とした想い出話。
それも、押切先生の子ども時代が中心ですから、
必然的にファミコンなどのレトロゲーが多くなっておりまして。
年代的に大いにヒットな私としましては
どのエピソードも楽しく読めまして。
ACアダプタ絡みのお話とかね……親に隠されたり、
熱で直前まで遊んでいたのがバレたり(笑)。
どことなく暗めの印象がSUPERよりも強く感じられたのは
気のせいなのかしら……
不良の話だったり、友だちとのわかれだったり、
女の子との微妙な関係が描かれていたからかしら。
そういうのもまとめて、面白いんですけれどね。
何にせよ、夢中になるものがある、って素敵なことで。
私はどうにもゲームに熱中できなくなってしまったので、
羨ましく想いながらページを捲ったり。
なんだろな、クリアまで何十時間! 的なのがわかった時点で、
手をつけられなくなる、不思議な感覚。
大人になった、ということなのか、
熱中する力が薄れた、ということなのか。
困ったものです。
諸々の環境を考えずに夢中になれるようなゲーム、
また現れてくれないかしら、なんて。
って、もう作品の感想ではなくなってしまいましたが、
自分とゲームの過去を思い出しつつ、
今のじぶんも省みたりしたのでした。