感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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森山大輔先生『森山大輔短編集 魔法医猫といばら姫』KADOKAWA / アスキー・メディアワークス 感想。

先日の新刊に続きまして、今度は短編集がリリース!
と、森山大輔先生ファンとしましては嬉しい今日この頃。
『調律師』以外は初めて読む作品で。
クロノクルセイド』や『ワールドエンブリオ』など、
長編の印象の強い森山先生の短編は新鮮でございまして。
さらっと読めて、
森山先生の描く可愛い女の子も満喫、と贅沢な一冊になっております。


収録作品は、
『魔法医猫といばら姫』(電撃大王
『魔法医猫と硝子の靴下』【前編】【後編】(?)
『調律師』(季刊GELATIN 2009 はる)
『プラネット・ブルー』【前編】【後編】(チャンピオンRED
……って、収録作品が何年のどの雑誌に掲載されたかの情報、
載っていないような気が……
Kindle版だからかなぁ?
Amazonの商品の説明に少し情報はありましたが……。


それはともかく。
表題作だけあって『魔法医猫と〜』はお話に入りやすく、
楽しめました。
高校生の女の子が呪い関連のあれこれに巻き込まれ、
魔法医猫(保健室の先生みたいな存在?)の助けを借りて
窮地を脱する……というもので。
舞台が女子校なので可愛い女の子がどしどし登場する上、
『〜硝子の靴下』はさらにマニアックなところをピックアップしておりまして。
性質上、脚を堪能できるのが嬉しいですね!
あと、黒タイツはすばらしい!


『調律師』は双子のぞくり、とする美しさと、
おぞましい感じの同居がなんとも……。


『プラネット・ブルー』はSF色もありつつ、
どこかしら『ワールドエンブリオ』を意識しつつ読み進めました。
田舎の空気感、青くて高い空がなんとも印象的。
色々ありつつも、きちっと落ち着くお話は良かったです。


っと、紙版より1日遅れましたが
Kindle版にて短編集、楽しみました。
やっぱり、森山大輔先生の描く女の子は可愛いですねー。
『君死ニタマフ事ナカレ』の方は読んでいても
可愛さを楽しむ余裕がない(笑)だけに、
このタイミングでの短編集リリースは丁度良かったかも。
『魔法医猫と〜』はキャラクターも設定も素敵なので、
このままシリーズ化して欲しいなぁ……難しいのかもですけど。


短編のよさも再認識しましたし、
『ここにいる睡蓮』も読み返そうかな。

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