押切蓮介先生『ピコピコ少年』太田出版 感想。

ピコピコ少年

ピコピコ少年

Kindleの日替わりセールにて99円だった折に購入。
おもしろい、という話は聞いていたのですが、
なかなかこれまで触れる機会がなく。


家庭用ゲーム機の話は、
思わず自分と重ね合わせて読んでしまったり……
癇癪の話はなんとなくわかる（笑）。
よく友だちと集まってゲームしたなぁ……
くにおくんやら、桃鉄やら。

駄菓子屋、ゲーセン絡みの話は、
私の地元にはなかっただけに、懐かしい、というよりは
「そういう感じだったのかー」という興味深さが先に立ち。
私の地元って、小学生の頃にJRが廃線になって、
炭鉱が閉山……
という流れで人口がどんどん減っていく街でしたので
駄菓子屋やゲーセンが稼げる環境ではなかったのですよね、
おそらくは。


ゲームを軸にした話、なのですが、
どちらかというとゲームをとりまく環境、
あそぶ人たちの話だったりするので、
世代が被ると一層楽しめるかと。
どこかしら、似たようなことがあったり、ね。


他の作品も気になってきたので、
追々、買い集めてみようと思います。

ピコピコ少年TURBO

ピコピコ少年TURBO