水上悟志先生『戦国妖狐』17巻 マッグガーデン 感想。
- 作者: 水上悟志
- 出版社/メーカー: マッグガーデン
- 発売日: 2016/06/10
- メディア: コミック
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- 作者: 水上悟志
- 出版社/メーカー: マッグガーデン
- 発売日: 2016/06/17
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満喫させて頂きました。
千夜と迅火の戦いは熾烈を極めるのですが、
根のところには"迅火を助ける"という目的もあり。
そのためなのか、
普通の勧善懲悪バトルとは異なる雰囲気が漂いまして。
だからと言って、手を抜いてはあっという間にやられる訳で……
なんとも、な。
幽界干渉から迅火が正気を取り戻す場面は、
あっさりしつつも、
それだけに心に響くものがあり。
特に、たまとの再会は……
例によって、電車の中で読むものではありませんでした(笑)。
後日談的なエピソードも、なかなかによく。
個人的には真介が止めを刺しに行くのが、
どうにもしっくりこなかったのですが……うーん。
ともかく、決着をつけておきたいひとり、
だったのは間違いのないところだったのでしょうけれど。
千夜と月湖のお話も……
多くが語られる訳ではないものの、
ゆったりとした日々をおくれたのかしら、と思える感じで。
思わずホロリ、とさせられそうになるカットもあり。
ここまで読んでいて良かったな、と
しみじみ思った次第です。
千夜、迅火、ムドのその後もまた、
らしい感じでなんとも。
ちょいとばかし、たまの姿もみてみたかったですけれど(^^;)。
なんというか、男の子の夢、だなぁ、
とかなんとか思ったことでございました。
ということで、全17巻、目一杯楽しませて頂きました!!
最高にワクワクするお話でありました。
また、機会をみつけて読み直してみようかと。
素敵な作品を送り出してくれた水上悟志先生に感謝しつつ、
新作を楽しみに待つことといたします。