感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

スポンサーリンク

大西巷一先生『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』9巻 双葉社 感想。

Kindle版を購入しました。
表紙はジシュカさん。
内容的にもジシュカさんの9巻、と言っても良いのではないかしら。
ひとつの区切りであり、新たな始まりのような。


ジシュカさんの過去や、
彼らの大元となったヤン・フスのお話も織り交ぜつつ。
前巻にあった予告で覚悟はしていたものの……
やっぱりショックな展開でしたし、
特に若干の希望を見出したところでの追い打ちは
なかなかに効いた感じでした……
ただ、私は読んでいてショックを受けたものの、
当のシャールカたちは強く、前を向いている風で。
悲しんでいてばかりもいられない訳ですが、
その凛とした姿に勇気づけられまして。
強さには作戦的なものだったり、武器などの工夫もあるのでしょうけれども、
こういう気持ち的なところも大きいのだろうなぁ、と、
痛感の9巻でありました。


さて、続く10巻以降はどうなるのでしょうね……
指導者が欠けた訳で、こうなると気になるのは分裂、内紛。
もちろんそのあたりを突いての策謀もあるでしょうし。
全体的な流れからも目を離せませんし、
シャールカもピンチをどう切り抜けるのか注目で。


面白くも衝撃の展開が続く『乙女戦争』。
今後も要チェックでございます。

“感想温泉はてな亭”は
amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによって
サイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定された
アフィリエイト宣伝プログラムである、
Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。