芦奈野ひとし先生『ヨコハマ買い出し紀行』9巻 講談社 感想。
- 作者: 芦奈野ひとし
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/11/19
- メディア: Kindle版
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色々と見聞きし、出会い、得るものも大きかった模様。
久しぶりに会ったタカヒロの成長ぶりに驚き……
お話が進めばこうなるよなー、というのは思ってはいたものの、
こう、実際に場面を目にしますと、
複雑な気持ちになりまして……切ない、と申しますか。
どんどん成長するタカヒロと、
その場所に居つづける(ように見える)アルファさん。
どうなるのかな、このふたり。
マッキも成長を続けていて。
カマス使い? の適性もアヤセから見いだされたりで、
少しずつ、アルファさんの周辺にも動きのでてきた9巻。
台風で壊れてしまったお店も少しずつ、
ではありますけれど、アルファさんの手で修復?
が進んで。
というか、大工的仕事もできるんですね、アルファさん。
なんだか楽しそう(笑)。
自らのルーツを探るココネさんも先生と出会い、
一歩前進? の模様。
ということで、日常に戻ったアルファさん、ではあったのですが、
1年の間を空けたことで周囲にも変化があって。
確かに流れている時間を感じて……。
旅行時のお話も良かったのですけれども、
こうして帰ってきてから、というのも味わい深く。
しみじみ、その雰囲気を楽しんだ9巻なのでありました。