樫木祐人先生『ハクメイとミコチ』3巻 KADOKAWA / エンターブレイン 感想。
- 作者: 樫木祐人
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン
- 発売日: 2015/01/15
- メディア: コミック
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ハクメイとミコチ 3巻<ハクメイとミコチ> (ビームコミックス(ハルタ))
- 作者: 樫木祐人
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / エンターブレイン
- 発売日: 2015/01/15
- メディア: Kindle版
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蜂蜜館でコンサートを開くべく準備を進めるコンジュ。
ですが、蜂蜜館の古参の住人と新参の住人の争いに巻き込まれ、
コンジュはさらわれてしまう。
コンジュを助けるべく、
ハクメイとミコチは蜂蜜館を奔走するのですが……。
この作品にしては結構物騒なお話で。
一応、まるく収まりはするのですけどね。
新旧住人の微妙な関係、というのは
ちょっと生々しく感じました。
最古参の館主がきっちり最後は絡んできてまとめたのは
好感触でございました。
ほか収録のエピソードはこの作品らしい、
のんびりしたもので。
お菓子作りだったり、
イワシを連れて買い物に出てみたり、
カメラマンを泊めてみたり。
こういう、まったり日常の風景、というのが
また、この作品のよさでもありまして。
そのあたりもキッチリ楽しめたのは良かったです。
どこか懐かしい日々。
のどかな生活を満喫させてくれた一冊でございました。
……いや、前半戦はドタバタでしたけどね(笑)。