感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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前野ウルド浩太郎先生『バッタを倒しにアフリカへ』光文社 感想。

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

Kindle版がセールだったときにポチッとしまして。
少し寝かせたあとにページを捲ると……
止まらなくなりましたねー! いやー、面白い!!


アフリカはモーリタニアへと渡り
バッタの研究を進める昆虫学者さんのお話。
タイトル通りのバッタを求めて走り回る様はもちろんのこと、
モーリタニアでの出会いだったり、風習の違い、
学者さんの苦悩などなど……興味深い話題がてんこ盛りで。
それらの話題の配置もバランスが良く。
偏りがないので、飽きずに、テンポよくページを進められます。
コミカルで馴染みやすい文章も好みです。


なんだかんだ、大変なところに身を置いている筈なのですが、
楽し気に笑っている姿が思い浮かぶ、そんな一冊になっていて。
これって、結構、私みたいなオッサンだけではなく、
中高生などが手にとると面白い本、なような気もしまして。
将来を考えるキッカケになりそうな要素もあり。


わりと、プレゼントしても喜ばれそう? などとも思いました。
インパクト強い表紙でも話が盛り上がれそうですしね!


衝動買いに近い出会いではありましたが、
これは大当たりでした。
表紙、タイトルにピンときたらとりあえず試してみて損はないのでは?
と思います。
ホント、楽しゅうございました。
私もちょいと頑張らなきゃなー。

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