前野ウルド浩太郎先生『バッタを倒しにアフリカへ』光文社 感想。
- 作者: 前野ウルド浩太郎
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2017/05/17
- メディア: 新書
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- 作者: 前野ウルド浩太郎
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2017/05/26
- メディア: Kindle版
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少し寝かせたあとにページを捲ると……
止まらなくなりましたねー! いやー、面白い!!
アフリカはモーリタニアへと渡り
バッタの研究を進める昆虫学者さんのお話。
タイトル通りのバッタを求めて走り回る様はもちろんのこと、
モーリタニアでの出会いだったり、風習の違い、
学者さんの苦悩などなど……興味深い話題がてんこ盛りで。
それらの話題の配置もバランスが良く。
偏りがないので、飽きずに、テンポよくページを進められます。
コミカルで馴染みやすい文章も好みです。
なんだかんだ、大変なところに身を置いている筈なのですが、
楽し気に笑っている姿が思い浮かぶ、そんな一冊になっていて。
これって、結構、私みたいなオッサンだけではなく、
中高生などが手にとると面白い本、なような気もしまして。
将来を考えるキッカケになりそうな要素もあり。
わりと、プレゼントしても喜ばれそう? などとも思いました。
インパクト強い表紙でも話が盛り上がれそうですしね!
衝動買いに近い出会いではありましたが、
これは大当たりでした。
表紙、タイトルにピンときたらとりあえず試してみて損はないのでは?
と思います。
ホント、楽しゅうございました。
私もちょいと頑張らなきゃなー。