感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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中村明日美子先生『片恋の日記少女』白泉社 感想。

片恋の日記少女 (花とゆめCOMICS)

片恋の日記少女 (花とゆめCOMICS)

先日の『鉄道少女漫画』に続いて読みましたです。
これまた、独特な感覚溢れる短編満載で
満足度の高い1冊となっておりました。
どの作品も、捻りがきいてるんですよねー。

『父と息子とブリ大根』

冒頭3ページで全てを飲み込ませて展開するストーリー。
そして、ブリ大根。
とうちゃん、素晴らしいね。やっぱり敵わんよ、という。
ここまで極端ではないにせよ、
心情的に? 似たような経験はみんなありそだな、
と思いつつ読み進めた短編。

『待ち人キタリ』

ドジっ娘讃歌……。

『娘の年頃の娘』

禁断の……なんだか惹かれてしまうところがリアル。
自分の娘の子供っぽさ、
ムスメのトモダチのみせる大人っぽさ。
いけませんなー、と思いつつ、にまにましながら読了。
少女マンガカテゴリー、というより、
オトコのひと向けな作品よね。

『とりかへばやで出会いましょう』

タイトルがいまひとつわからんのですが……
賑やかで勢いのある作品です。
いたずら心満載、な。
なんというか、
性別関係なくひきつかれていく場面が、
どうもイイのです。

『原色メガネ男子標本』

メガネ男子讃歌……。

『片恋の日記少女』

表題作、ですね。
タイトルから想像していたものとはかなり違った展開で
とても楽しく読めました。
なんだかんだ、
ヒロインの三つ編み少女が可愛いのです。
見た目も、内面も。

『みたいなメモリー』

冒頭作品の過去&後日談。
やっぱり、こういうのが最後に入ると
まとまりが良いですね!
ページ数は少ないものの、
もうキャラクターなどはインストールされているので問題ナシ、
で楽しめるのもヨイところ♪

まとめ。

タイトルからもわかるとおり、
基本的に恋愛もの、で統一されているのですけれども。
どれもコレもなにかしら、あるものばかりなんですよねー。
それだけに、自分を省みて、
ひとを好きになるとき、
どんなところを好きになるのかな……などと思いつつ
ページを捲ったことです。


ある程度、トシとってからの方が楽しめる内容かな、とは思います。
なにか、ジワジワくるもの、ありますよ。

片恋の日記少女 (花とゆめCOMICS)

片恋の日記少女 (花とゆめCOMICS)

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