ハルミチヒロ先生『ベルベット・キス』2巻 竹書房 感想。
わりと都合の良い話に巻き込まれているのでは、新田くん、
などと思った1巻でしたが、2巻に入りまして周囲の色々が見え始めて。
花乃子の家庭環境であったり、義母の存在、交友関係、
キクチヤのまわりを嗅ぎまわるフリーライター。
新田くんも新たな出会いがあったりで心揺れて。
苦労が絶えない感が強く出てきて(^^;)。
主軸の花乃子と新田くんの関係も、
少々危機っぽい場面もあるものの、基本は前進しているのかしら。
冒頭の場面などはなかなか良かったかな、と思ったことです。
えちぃ展開が中心ではありますが、
花乃子がどうにも魅力的で、ついつい読み進めてしまいます。
ちょっと影のある感じが良いんですよね。
この先、少しは花乃子、幸せになれるのかな。
そんなことを思いつつ3巻に進みたいと思います。