感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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今村陽子先生『ほんとのかのじょ』新書館 感想。

ほんとのかのじょ (ひらり、コミックス)

ほんとのかのじょ (ひらり、コミックス)

新刊が出る、と知ってから楽しみに待っておりました。
今村陽子先生『ほんとのかのじょ』。
仕事を終えてビールを飲み干し、
マグネットバイクを回しつつ満喫いたしました。


憧れのあの子に思い切って告白! も、
壮絶な振られ方をした"もえ"。
その後、冷たく扱われ、なんとも、な日々に思えるのですが、
そんなことにもめげずに彼女をみつめる日々。
見つめ続けたが故か、ゆーかさまの本性を見抜き、
そのすべてが好き! と迫るもえなのですけれど。


百合SMはさすがに初めて読みました。
そういうジャンル、あるの?


SMとは申しましても、こう、ビシバシやる感じではなくて。
それが故、余計にステージが高そうで(笑)。


読み始めた当初こそ、
Mっ娘であるもえにどことなく感情移入しつつ読み進めていたものの、
自然、S側のゆーかさまに肩入れすることに。
何故だろう?
おそらくは、もえのステージの高さに私はついていけなくて。
ゆーかさまに近い感覚でもえを観る感じになっていたのかしらね。


お気に入りのエピソードはカフェバイト、ですかね。
自然と素質がわかる、という。
そういうものなのか、と。


お話もとっても面白かったのですが、
絵の方もさすがで。
こう、今村陽子先生のやわらかい女の子感満載でして。
もえのむっちりふとももの魔力が、もう、たまらんです!!
これだけでも買って良かった! と思えるのに、
ディープな世界も覗くことが出来るのですから、
文句なし、必読の一冊と言えましょう。


んで、今村陽子先生、新連載は『ヤングキングアワーズ』ですかー。
気になるけれど。
単行本は間違いなく買うとして、
連載どうするかは悩みどころだー。

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