感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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原作:ヨコオタロウ先生/作画:森山大輔先生『君死ニタマフ事ナカレ』2巻 スクウェア・エニックス 感想。

Link:君死ニタマフ事ナカレ | ビッグガンガン | SQUARE ENIX
※第1話立ち読みあり。

待望の2巻!
って、1巻から一カ月しか経っていないですけどね……。
一冊目で絶望の展開を見せつけられたこともあり、
どうなることか、ということで手に取ったのでありますが。
個人的には少し意外に思いつつも、
さらに楽しみな流れになってきたな、と思った、
そんな2巻なのでありました。


では、さらりと感想を……なのですが、
これは絶対、1巻を読んで、
そのまま余計な情報なしで2巻に手を出した方が面白いケースなので、
未読の方は要注意……ですね。
Amazonの内容紹介にも余計なこと、書いてないですしね……。


★以下、ネタバレがありますので注意★


1巻は、超能力を授けられ、
特殊な教育を受けた特殊能力高等学校の生徒が実戦投入。
殆どが死亡する中、
クロイ、マシロ、アサギ、ボタン、ミズカキが何とか生き残り、
戦地からの脱出を試みる……というところで終わりまして。
やはり気になるのは、
彼らがどのように生き延び、帰国の後はどうなるのか……
なのでありましたが。


わりとサックリと生還した印象で……
とは言え、どことなく裏のありそうな助けられ方、
でありまして、今後に不安を残す感じで。
マシロの力は……今後のお話にどう絡むのかしら。
クロイとの関係にも大きく影響しそうですし。
今後の見どころのひとつ。


ようやく学園要素が活きてくるかー!
と思ったのも束の間、
聴取を受けたり、教員陣の入れ替えがあったり、と、
本来味方である筈の学校側も色々とある模様。
まず、新校長が如何にも曲者っぽい雰囲気。
……どのあたりと繋がっているのか、気になりますね。


新一年生もいきなり派手にやらかしており、
なかなかに帰国後も面白くなりそうな。
彼らが追っているモノも何なのかしら。
そのあたりをクロイたちも追い始めて、
色々と知ってしまうのでしょうけれど……。


派手な表現が目についた1巻に対し、
2巻はおとなしめでしたので
安心して読み進めることが出来ました。
ただ、新しい仲間になりそうな新一年生の能力をみる限り、
今後、ろくな事にならない予感しかしないのですけれど(笑)。
それ故、ちょっと休憩な2巻、だったのかもですね。


正直なところでは全滅ENDなども想定しながら待っていた2巻。
良い意味で裏切られた、そんな感じの読後でした。
折角の学校要素ですし、
また、見せつけられた戦場の背景にあるもの、
というのも色々と見てみたいですし。
彼らを戦場に送り込んだ組織や人……ね。
もちろん、クロイ、マシロの今後、
今回は殆ど出番のなかったボタンも色々動くでしょうし、ね。
楽しみ広がる2巻、でございました。


3巻はちょっと先になりそうですね。
まったりと待ちましょう。


明日は森山大輔先生の短編集が発売、ですね。
Kindle版は1日遅れの2015/11/27なので、
電子版待ちの私はちょいと残念。あ、『森山大輔短編集 ここにいる睡蓮』は
もう発売されていますね。コレは紙の方で持っているので、
なかなか手を出しにくいところで……
紙版にない何かがあったら買うのですが。
んー、どうなんでしょう。

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