葉月抹茶先生『僕が僕であるために。』2巻 スクウェア・エニックス 感想。
僕が僕であるために。(2) (ガンガンコミックスJOKER)
- 作者: 葉月抹茶
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2016/08/22
- メディア: コミック
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僕が僕であるために。 2巻 (デジタル版ガンガンコミックスJOKER)
- 作者: 葉月抹茶
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2016/08/22
- メディア: Kindle版
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第2巻でございます。
なつかしの土地に戻ってきた駿。
変わらぬように見える紗奈の横には
自分に見た目そっくりな歩がいて……
どうして立ち回れば良いかわからない……
そんなときに歩の提案。駿と歩の"入れ替わり"。
最初はあまり乗り気ではなかった筈なのですが、
だんだんと飲み込まれていく感じにゾッとしつつ。
駿の気持ちもわからないでもないのですけれども、
他人を演じつつ、退けなくなっていく感じが、
どうにもこうにも、で。
自分のコトを客観視できるのは確かに悪くないようには思うものの、
どことなく"他人事"になりつつもあるような、ないような。
んー、どうなるのでしょう。
紗奈の気持ちも揺らいでいるようですし、
また、駿の昔の友人も登場してきて話は絡まっていき……。
と、まぁ、悶々好きにはたまらない展開は変わらず。
あとに退けないところに来ている感じの
駿くんが今後どのような選択をするのか。
また、歩はどう動くのか。
益々楽しみになる、そんな2巻なのでありました。
今回登場の友人が鍵になったりするのかしらん?
そいえば、
今回も巻末に『一週間フレンズ。』のオマケがありまして。
相変わらずの彼ら、彼女らにほっこり、なのでした。
本編が何気にハードなだけに、最後にホッと一息が良いです!