感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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松沢まり先生『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』4巻 富士見書房 感想。

Link:富士見書房 | 最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。(いもちょ)

アニメ化決定! の報もありました、
松沢まり先生の『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。
最新4巻の感想でございます。


両親再婚で同居することになった夕哉(ゆうや)と美月(みつき)。
美月には日和(ひより)という幽霊が憑いてしまい、
自分の成仏には夕哉と結ばれなければ……と言い出し、
すったもんだの日々が始まるのでした。
……というのがざっくりとした筋。
ちょっと違うかもだけど(^-^;。


今回はライバルキャラクター的位置づけの
ユキ姉との料理対決はあるものの、
そこまでの敵対感はなく、近所の良いお姉さんなポジションになっておりました。
焦点は、夕哉と美月、美月と日和、
という、この作品の一番大事なところに絞られて展開してまいります。


見どころは、自分の心境の変化に気づき、戸惑う美月、
そして夕哉でしょうか。
特に美月に関しては、日和の「おにいちゃん大好き!」な言動を目の当たりにしながら、
自身を顧みつつ悩み出すので、なかなかに面白い展開かと。
日和のことを少し踏み込んで考えるようにもなり、
今後の美月と日和の関係も楽しみな流れとなってきました。


ミステリアス? な根子の動きも気になるところ。
お目付け役、なのかしら。
……楽しんでいるだけにも見えますけれども。


締めは、後が気になる終わり方で。
次巻へのつなぎ方としては完璧かと思います。
なかなかに面白い作品となってきました。


最近の妹モノ(?)は妹側の押しが強い印象がありますが、
今作に関しては奥手、というか、一線を画するものがありますので、
アニメ化されても結構面白い感じになるのでは、
と期待しています。
……と思ったけれど、日和が押しの強い妹の部分を引き受けているから、
そう感じるだけですね(笑)。
このあたりも見どころ、ではあります。


早くも次の展開が楽しみになりつつ。
モノ的にノベライズなんかも期待できそうですしね。
では、今回の感想はこの辺で。


そうそう……この作品、Kindleでも読めるんですね。試してみたいけれど、
ウチのKindle先生、第三世代だから対応してないのよね(;´Д`)。

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