大石まさる先生『続水惑星年代記』少年画報社 感想。
- 作者: 大石まさる
- 出版社/メーカー: 少年画報社
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空いた時間に読み返しています。
どこでも読めるのって素敵だ……。
ということで、さらりと収録作品の感想を。
■I MY WINDOW 〜私の私の窓〜
SFっぽいお話が多い『水惑星年代記』シリーズですが、
こちらは少々SF色薄め。
女子高生セリちゃんの将来に思い悩むお話、です。
青春だなぁ……と思いつつ読み進めました。
作中で語られる物語がカギになるのも、なかなかに面白く。
なんだろな。
こうやって色々、ゆっくり考える時間って、
大事だよなぁ……などと。
■ナスカ
タイトルの通り、地上絵のトコロが舞台。
水が足りなく、行き倒れた青年と、
彼を救った少女ナスカのお話。
守り人として働く彼女の手伝いをするうち、
少しずつ惹かれて……
と思ったけれど、やっぱり女の子は強いのでした(笑)。
■AROUND THE WORLD IN 8DAYS[8日間世界一周]
気球での世界一周、冒険のお話。
世界観は一緒、ですが、どことなくレトロな雰囲気漂うのが○。
それなのにSFなのでございます。
結婚? をかけての気球レース、となる訳ですが、
その中で一気に距離を縮める主人公・フィオナとフミオが、
なかなかにお似合いでございまして。
登場人物の年齢は若干高めなのですが、
爽やかな恋愛のお話になっていたのが良かったです。
■宇宙(うえ)を向いて歩こう IN SUMMER
『水惑星年代記』にも収録されていた、
八分儀くんと子獅子さんの恋愛話。
子獅子さんが三つ編み・眼鏡・年上の最強属性な訳ですが、
今回は見事に大化けする姿もあり、満足度高し(笑)。
合宿で流星群観測、というシチュエーションも素敵、ですね。
うらやましい……
ふたりの距離は、ちょっとしたライバルの出現もありまして
さらに近づく形となり。今後も楽しみとなるのでした。
■廃線跡の秘密
『りんりんD.I.Y』のふたり……りんちゃんとかりんちゃんが登場!
って、最初に読んだときは『りんりんD.I.Y』を読んでいなかったので、
また、一味違った感じに読めておもしろかったです。
以前住んでいた家に行ってみたり、ね。
ふたりは相変わらずで、ちょっと安心したりも。
無理しない範囲でちょっと冒険、っていいよなぁー。