古味直志先生『ニセコイ』22巻 集英社 感想。
- 作者: 古味直志
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2016/04/04
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ということで、21巻から引き続きの万里花エピソード。
ひとつの区切り、にはなっていると思いますし、
それだけにど派手な展開でございまして。
鶫と本田さんも大活躍……なので、そういう方向性で派手(^^;)。
万里花については、らしい感じで。
なんだろう……強い女の子なのね、と。
そんなことを思った22巻。
感想をば。
★以下、ネタバレがありますので注意★
■万里花救出作戦!
第189話 ケッコン
第190話 サラッテ
第191話 オマタセ
予定を繰り上げての挙式のため、
移動中の万里花を救う……
という手段はとれなくなった楽たち。
そうなれば……直球勝負ですね(笑)。
こうでなければ! そんな。
楽も、万里花への姿勢をハッキリさせて。
悪気も何もなく、
それでいて、必死に向かってくれるのですから
万里花も惚れる、というものなのかもですね。
何気に万里花の旦那さま候補の方も
そんなに悪い人ではなさそうで。
顔をみせないように描かれたのは、
変に意味合いというか、余計な印象をもたせない、
とか、そういう感じなのかしらん?
■本田さん!
第192話 シジョウ
第193話 トビタツ
万里花と本田さんの関係がグッとくるエピソードで。
このお話に決着をつけるにあたって、
本田さんは避けて通れないですしね。
ふたりの絆みたいなものも感じられて……
アクションも見応えございました。
鶫との共闘も素敵でした。
『ニセコイ』では最強のコンビかな?
■解決。
第194話 ヒトツモ
第195話 マンナカ
最後の壁は万里花の母、となるのですが。
そこは例のコワイ親父さんや万里花の頑張りが功を奏して。
ちゃんと楽とサシで話す場面が設けられたのは良かったな、と。
万里花も最後にきっちり良い仕事を(笑)。
楽も、千棘と小咲を意識せずにはいかないですよね、
こうなってきますと。
……波乱、というよりは、
当面、楽の葛藤、悩みになりそな予感でございます。
が、『ニセコイ』なのでどうなるかしらん。
■千棘と小咲。
第196話 ガンバル
第197話 ゲンキニ
万里花の影響を受け、楽らしく、
千棘、小咲を見事に意識するようになり。
ヒロインふたりも、ちょっと踏み込んでくるように。
先に動き出したのは千棘。
小咲は立ち位置の確認? みたいな感じ。
千棘エピソードは、らしい展開で(笑)。
楽を元気づけようとして空回る(^^;)。
久しぶりにこういうの見たような……
そして、可愛い。
オチは……まぁ、らしいといえばらしくて(笑)。
確かに次が気になって仕方ない締めではありました!
★総括★
万里花が退場するとは思っていなかったので
かなり驚いた22巻、でした。
おそらくは最後の万里花メインエピソード……
それに見合うだけの密度はあったかな、と思います。
らしい感じの大立ち回りでしたしね。
これからはちょっと寂しくなりますね。
その分、楽と千棘、小咲の関係に焦点、
なのでしょうけれども。
……あ、難しいとは思いますが、
個人的には春ちゃんにも頑張って欲しいんですよね(笑)。
いずれにしましても少しずつ、
着地点も意識する展開になってきているのは間違いないところで。
千棘と小咲への気持ちを嫌でも意識しなければならなくなった楽。
ペンダントと鍵の話もありますし。
ラストスパート、になるのかな?
今後の展開にも注目、でございます。