九井諒子先生『ダンジョン飯』4巻 KADOKAWA / エンターブレイン 感想。
- 作者: 九井諒子
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/02/15
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (1件) を見る
ダンジョン飯 4巻<ダンジョン飯> (ビームコミックス(ハルタ))
- 作者: 九井諒子
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / エンターブレイン
- 発売日: 2017/02/15
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (6件) を見る
そんなイメージのある『ダンジョン飯』でございますが、
わりと3巻からは近い時期のリリースとなりました。
1年経たずに……くらいが単行本派には有難いところで。
肝心の内容は、と申しますと、
表紙をみればもう……という塩梅で。
炎竜(レッドドラゴン)との対峙、ですね。
目的の地。なだけに、準備も入念で。
食も重要視されてはいるものの、
ここまでとは一味違う緊張感があるかしら。
炎竜との戦闘シーンは……
ここまでからしますと、かなり生々しい場面があり。
大事な場面であることを実感した次第。
ライオス、センシたちの気概、というか、
強い決意のようなものを感じて。
竜の扱いについてキッチリ考えられているのもよかったです。
単純にハイ、おしまい! ではなく、一苦労あるのが(^^;)。
まぁ、そうだよなぁ……などと思いつつ。
巻末の"モンスターよもやま話"も面白く。
お話としても良いのですけれど、
世界観を補完してくれる感じ? が良いですよね。
さて。
一応、当初目的からしますとお話は一区切り、
となってもおかしくないところではあるのですが、
そこは上手く次に繋がる感じで……
マルシルのとった手段は仕方がなく思いますけれど、
ここからどう転がるか。
これまた難儀しそうな予感は漂っておりますが……
第一部 完で第二部 開幕、なイメージでしょうか。
『ダンジョン飯』、ますます今後が楽しみになる4巻でございました。