感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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糸杉柾宏先生『いいなり』4巻 秋田書店 感想。

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過去、Google先生から
"えっちなのはいけないと思います!"的なメールを何度か頂き。
大抵、それが糸杉先生のコミックス表紙画像、という(笑)。
そういう訳で、今回はテキストリンクで……
いや、また注意されそうな表紙なんですもの(^^;。


さて。
糸杉柾宏先生『いいなり』4巻。
発売日には買っていたものの、
手をつけられないままズルズルきてしまいました。
結構、最近はこういうことが多いので気を付けないと……
というところでございますが。


お話としては、大人しくしていた幼馴染・杏が
さらに動きを見せてきまして。
周辺状況もあり、波多野くんは少々悩み気味?
と、複雑な感じになってきたところへ新たな人物が参戦。
ますますこじれそうな?


ということで、さくっと感想をば。

■第12話 こくはく

花火大会にて衝撃の場面を目撃してしまう杏。
どうするのかしら? と思いきや……まぁ、ね、と、
納得のお話序盤。


会長と波多野くんは気を取り直して逃避行?
自然の中での会長はこれまた美しく。


ただ、カイト氏の助力を受けつつ?
杏もただでは引き下がらず、な感じで関わって参りまして。
これはまだまだ盛り上がりそうな。


性癖問題、家柄問題、幼馴染との関係……などなど、
ふたりの間には色々ございまして、
これからまだ何があることやら(^^;。


しかし、妙な想い出フラグになっていなければ良いのですけれども。

■第11話 せんたく

会長の妹ちゃん・アリスが登場!
しかも、会長と波多野くんが恋愛関係話をしているところに(笑)。
ある程度、状況整理もされ、
アリスのこれからの目的もわかり、
良いエピソードだったように思います。


杏がおかしな方向? に向き始めた感があり、
また、アリスの策略で
ダウン方向に心を向けられてしまった波多野くんが少々心配に。

■第14話 ぼうけん

杏は思い切ってさらなる行動に移りますが……
そうではない感が強い(笑)。
こういう、真面目なのに暴走してしまうところが可愛かったりも?
なのでしょうけれども。


さらに思い悩む波多野くんに対しては
意外にもカイト氏が喝を入れるようなカタチに。
波多野くんの感じからすると即効性はなさそうですが、
追々効いてきそうではあります。


さて、波多野くんは、杏は、会長はどうするのかしら。

■第15話 つながり

悩みに沈む波多野くんに会長がしびれを切らした、
というところ?


ひとり悶々としていても仕方がないところ、ですので、
会長が強引にでもふたりの時間を取ろうとした結果、
なのかなぁ……
とりあえずは決戦の第一ラウンドっぽくなりそな?
まずは杏の動きに注目、ですね。

■まとめ

なんというか、わりと邪魔っぽい感じが強かったカイト氏ですが、
何やらこの巻で好感度アップです(笑)。
好敵手感が増した、というか。
お互いに同じ人へ好意を持つが故の、
妙な連帯感、というか、そういうものがありそな。
当然、ライバルなのは間違いないのですけれど、
沈みがちな波多野くんにとっては良い発奮材料になりえそうな。
そんなトコロがツボでありました。


んでもって、会長の妹・アリスは今後、どう動くのでしょうね。
狙いはカイト氏のようですが……
杏、カイト氏よりも、
こちらの暗躍のほうが気にかかりますよねぇ……。
家の方を動かしてしまうかも、ですし。


と、より面白くなってきた『いいなり』でございました。
次巻は修羅場? の結果がどうなるか、に期待です!

『月刊コミックバーズ』2017年10月号 幻冬舎コミックス 感想。

コミックバーズ 2017年 10 月号 [雑誌]

コミックバーズ 2017年 10 月号 [雑誌]

Kindle版リリース直後はKindle Unlimitedに入っておらず、
少々ドキリとさせられましたが無事、Unlimited対象となりまして。
今回も満喫でございました。


あんだろが今回もお休み、というのは寂しいですけれど……
船戸明里先生のTwitterからすると、単行本作業っぽいですけれども。
復帰を心待ちにしつつ。


ではでは、チェックした作品の感想をば。

冬目景先生『空電ノイズの姫君』第12話

扉絵がなんだかCDのジャケットっぽい?
バンド活動も本格化してくる中で深刻化するボーカル問題……
夜祈子さんが入り込むには丁度良さそう、と思いつつも、
なかなか難しそうに思っていましたけれど。


磨音ちゃん父からの提案もあり、
夜祈子さんを音楽活動へ引き入れる流れになりそうな?
最初は磨音ちゃんのところではなさそうですが、
なかなか面白くなりそでして。
ただ、コレがキッカケで夜祈子さんが注目されてしまって
一緒に活動しにくくなってしまう可能性もアリだと思うので、
そうそう楽観も出来ない展開だなー、なんて。


にしても、バンド練習見学に訪れた夜祈子さん、
鋭い感想がさすが(笑)。遠慮は微塵もなし(;^_^A。
メンバーとして加わってくれたら、
ボーカル強化はもちろんのこと、
精神的にも皆、強くなれそうだ(笑)。


さいごのところの感じからすると、
何やら意地を見せてくれそうではありますが、
次回、どのような展開となりますか。
これまた楽しみでございます。
橋の下で、ってのがいいなぁー。

■魚乃目三太先生『旅の肴~~十返舎一九 浮世道中 旅がらす』

第十一話 由比の焼き蛤


箱根をこえて西進。
西側から富士山を……という感じでしょうか。
与七さんの語る"旅の醍醐味"が味わい深く。
こんな感じで色々、楽しめるようになりたいなぁ……。


今回のメインのお食事はタイトルの通り。
非常にシンプルで。
与七さんはお酒と一緒に楽しんでおられますが……
んー、美味しそう♪
焼いて、すぐ頂く、というのがまた、
たまらないのだろうなぁ。


与七さんのもつ才能の方向性がちらり、
と見えるのも注目ポイント。
うまく八舟さんがそこを引き出していくカタチになれば、
道中もさらに楽しくなりそうでございますが、
どうなりますかねー。

■つばな先生『惑星クローゼット』第10話



愛海ちゃん、絶対絶命!!
と焦りましたけれど、
そういえばそうだった……と、まずは一安心。
トータル的に危ないのは変わらないのですが。


前回、意外な活躍をみせたタムラくんは、
今回も鍵になるようなポジショニングで。
お話がまた、新たな展開をみせる予感。
フレアの記憶も繋がってきているようですし。


ただ、異世界サイドよりも
現実? の方での動きにシフトしそうで、
それはそれで大変なコトになりそな……
お話としては、より面白くなって参りました。

惑星クローゼット  (1) (バーズコミックス)

惑星クローゼット (1) (バーズコミックス)

いけだたかし先生『時計じかけの姉』第9話

「肉食う人々」


ツグジくんサイドのお話。
晶さんとの間の進展もそれほどなく。
進展、というか、後退?
弾き飛ばされた? ともかく、あまり芳しくはない訳で。
そんなところに話を聞いてくれるひとが現れたら……
普段はこういうコトなさそうなツグジくんですが、
上手く、タイミングが合ってしまったのだろうなぁ。


んでもって、
「え? ここで?」
というタイミングでバッタリ、なのがなんとも。
晶さんがどうするか、もアレですが、
アミチャンの動きも気になりますなー!!
いや、何よりもツグジくんか。
結構、お話、動くかしらねー。

草野紅壱先生『純潔戦線』第11話

魔法少女と神様とペンギン」


チリ輔との出会いに続いては、紅羽ちゃんの決心!
というほど悩んでいるようには見えませんけれども、
何かしらの想いはこめて、の決断だったのだろうなぁ、
という魔法少女誕生エピソード。


強烈な変身シーンも、最初からだったんですね(^^;。
って、そりゃそうか。
んでもって、初の依頼をなんとかすべく動くようですが、
紅羽ちゃん&チリ輔だけで
純潔を守りつつ変態(つええやつ)と闘うのは
なかなかに厳しそうな……
それだけに、同志との出会いのエピソードに繋がるのかな?
どうなんでしょ?

蘇募ロウ先生『なんでここに先生が!?』2巻 講談社 感想。

なんでここに先生が!?(2) (ヤンマガKCスペシャル)

なんでここに先生が!?(2) (ヤンマガKCスペシャル)

あれ? 2巻?
続くような展開だったっけ?
綺麗に1冊にまとまっていたような……
2巻は嬉しいけれど、正直なところ心配だなぁ……
などと思いつつ、
先日、蘇募ロウ先生『なんでここに先生が!?』2巻をポチりまして、
毎晩コツコツ読み進めて読了。


……いやぁ、最高ですね(笑)。


世界観、と申しますか、学校やら周辺環境は引き継ぎ、
1巻で登場の先生も変わらず登場しつつ、
メインの先生と生徒さんは別にして……というカタチをとっての2巻。
ここからでも十分楽しめますし、
既刊を読んでおけばさらにヨシ、といったところで。


んでもって、今回は男子生徒さんの方が強面で周囲からも恐れられ、
対する先生は可愛く、優しく、そしてふんわり体形(ここは変わらず、か)。
1巻とは少々違ったシチュエーションとなりますが、基本は変わらず。
ただ、"なんでここに"感よりもラブコメ度がアップしたように思います。
おまけに、えちぃ雰囲気も増量したような(笑)。
先生の妹ちゃん登場によって、
ふたりの関係に程よいアクセントもついておりますし。
前の巻も十分に面白かったのですが、
より、楽しくなったような気がします。


児嶋先生たちのその後もチラチラ見えるところも嬉しいポイント。
作品の厚みに繋がっているように思います。


まぁ、ますます電車の中などでは読めない感じになっていますけどね、
えちぃ的な意味で(笑)。
ただ、布団に寝転がりつつ、
悶々としながら読むのが良い作品だと思いますので、
順調に進化している、と言ってよいのでしょう! うん。


こうなってくると、さらなる続編に期待したくなる訳でありまして。
今度はどんな先生が登場することやら……
楽しみに待つことといたします。
1、2巻も読み返しつつ!

押見修造先生『血の轍』第1集 小学館 感想。


Link:血の轍 【作品TOP】 | ビッグコミックBROS.NET(ビッグコミックブロス)|小学館
※第1話を読めます。

血の轍 1 (ビッグコミックス)

血の轍 1 (ビッグコミックス)

読み始めて、家族に関することがお話の軸なのかしら、
などと思いながらページをめくり。
一見、ごく普通、幸せな家庭に見えてはいたのですが、
どこかしらに漂う違和感。


押見修造先生の新作『血の轍』の第1集。
これまた、衝撃的な。
まだ序章、でしょうから、ここからどうなるのか……。
なんとも言いようのない、唖然となる読後で。
表紙も幸せそうな母子の姿、なだけに。


ともかく、ネタバレなしで読んでみることをおすすめする作品、です。
って、ここまで書いてしまって良いのかしら、とも思いつつ。


ただ、個人的には面白いのですが……
んー、合わない人にはとことんダメっぽい雰囲気も感じて。
まずはWebで読める第1話を試してみて……というところでしょうか。


この緊張感、というかハラハラ……というのか、
作品の持つ独特の空気に飲み込まれる感触が癖になりそうではありますね……。


次巻も楽しみに待ちたいと思います。

宮原るり先生『恋愛ラボ』13巻 芳文社 感想。

恋愛ラボ(13) (まんがタイムコミックス)

恋愛ラボ(13) (まんがタイムコミックス)

これまでの恋愛研究が実を結び始めた?
そんな宮原るり先生『恋愛ラボ』13巻。
表紙はスズちゃんとレンくん! 初々しさ炸裂ですねー♪


迎えるはクリスマス!
おつかれ会を名目にイベントを企画した藤女生徒会。
もちろん、南中の生徒会も誘って……って、
随分と成長した感じが!


リコはリミッター解除気味なテンションを継続!
ホント、ここまでの悶々を吹き飛ばす勢いで
ナギくんへの距離を一気に狭め……るように見せて、
時折、我慢しきれずに逃げ出すのがまた、可愛く(笑)。
ナギくんも先々苦労しそうですが、
何か、飽きない日々が待っていそうで。


マキとヤンくんは、お互い素直にはいかないものの、
少しは近づけた感じで。
とは言っても、方向性が珍妙なマキのノリは健在なので、
若干の空回り感はありつつ。
それだけに、ツッコミが冴えるヤンくんとは
うまいコンビになるかしらん?


エノ先輩の方のルートは……
意外にも、見た感じでは一番まともなお付き合いになりそうな。
兄さまの教育のおかげ???
関係が落ち着くとまた、変ってくるのかもですが。


水嶋先輩のブレなさよ……
って、結構、終盤にはマキに流されて?
かなりハッチャケていますが(笑)。


表紙を飾ったふたりは、どうにもすれ違い気味?
レンくんは意地になりがちですし、
どうも気が多いというかなんというか。
スズちゃんはスズちゃんで、
自分の気持ちにあまり素直、とは言えないような?
あともうひと押し感がありますけれども、
ここからどうなることやら(;^_^A。


状況としては、エノ先輩とリコが一歩リード? なのかしら。
水嶋先輩も先へ突き抜けている印象ですが。
今後は、マキとヤンくんがどうなるのか、
に焦点、ですかねー。
能力的にはお似合い、なのですが、如何せん性格が(笑)。
マキの変な行動が少しは落ち着けば?
ともかく、注目でございますね。


甘々な雰囲気が増している『恋愛ラボ』。
こういう楽しい恋愛というのもまた、良いですね!
普段は結構キツイ恋のお話が好きだったりもするのですけれど。
キャラクターの良さ、かしらん。
満喫、な13巻でありました。


皆、ハッピーな恋になることを祈りつつ、
次巻をのんびり、待ちたいと思います。

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