感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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おおひなたごう先生『目玉焼きの黄身 いつつぶす?』10巻 KADOKAWA / エンターブレイン 感想。

なんとも豪勢な表紙な
おおひなたごう先生『目玉焼きの黄身 いつつぶす?』10巻。
今回は大きくふたつのお話。
お箸の持ち方についてと、口内調味について。
……口内調味は、おかずとご飯を同時に口へ入れるような食べ方ね?
どちらも意見が分かれそうなところもありますし、
マナー的な話にも発展しそうな、深めのテーマのような。
そこに、あの二郎ちゃんが絡む訳ですから、
なかなかに大変な話になるのでありまして。


ということで、各話、軽く感想を。

■箸 どうやって持つ? 前篇・中篇・後篇

お箸の持ち方。
食事の基本的なところなだけに、
チェックも厳しくなりそうでありつつ、
個々の考え方も反映されそうで、面倒な部分で。


作中では、正しい持ち方をするメリットも描かれており、
なるほど……と納得したりもしつつ。


お話的には、箸の持ち方を巡ってみふゆさんがピンチに!!
何かこういう話、ありそうでして、なかなかに難しいですよね。
箸の持ち方、ツッコミを入れて良いのやら、わるいのやら。


二郎ちゃんが正しい持ち方をマスターしていく様も、
さすがな感じで面白くて(笑)。
修行の成果を実践するシーンに登場するのが
あの"シウマイ弁当"っぽいのもまた、こだわりを感じたり。
"シウマイ弁当"の食べる順番の同人誌が出てるくらいですから。

箸の修行の成果もあって?
みふゆさんの信頼も得られたような……。

■口内調味 する? しない? 1・2・3

口内調味問題もアレなのですが、
二郎ちゃんとみふゆさんとの関係……ですねー。
良い感じにきていたところが一転、ピンチに。
婚約指輪の場面は、「こんな方法が!!」と驚いたのですけれども(>_<)。
このふたり、どうなることやら。


箸もそうですが、口内調味も
食事に常につきまとうような話ですから、
そこが受け入れられなかったら確かに大変なのかもですが。
ふたりは、果たしてどうなってしまうのでしょうね……
って、それにしてもシメのコマがかなり衝撃的な(笑)。
これは気をつけなきゃダメですね(>_<)。


ということで、
毎度、食の面白さに気づかせてくれる『目玉焼きの黄身 いつつぶす?』、
二郎ちゃんとみふゆさんの今後や、取り上げられるテーマも楽しみにしつつ。
次巻をのんびり待つことと致します。

石田敦子先生『ざせつ男とまんが少女』少年画報社 感想。


漫画家を目指す高校3年生の峠あかり。
夢を追う彼女なものの、担任はそんな夢に否定的な小中先生で……。


1巻完結の作品。
先生の過去を知って、関係も少しずつ深まって。
夢へ向かっての挑戦、の部分も見どころなのですけれど、
先生とあかりの関係もやっぱり気になってしまって。
それだけに、お話の締めの部分は評価? 好み? がわかれそうな印象。
個人的には先々が開ける、そんなイメージが持てる、
良い終わり方かしら、と思ったりしながら。


地方在住の大変さも生々しく。
私の場合は、完全に田舎で諦めモードで、
関東に出てきてからコミケに行ってみたり、という感じだったので、
作中で頑張って遠征する様をみて、ちょっと感動したり。
きっと、同じコミケの会場でも
一味違う風景に見えるんだろうなぁ、なんて。


マンガ、アニメをめぐっての夢、挫折、再起が、ぎゅっと詰まった1冊。
心えぐられるようなところも多いですが、
それ以上に、何だか私もがんばらにゃいかんなー、
などと思わせられたりもして。
今の私に足りないもの、が、あかりちゃんにはあるのよね。
年齢的なモノもあるにせよ、
熱さ、熱量は失いたくないな、なんて思った作品なのでございました。

川崎直孝先生『ちおちゃんの通学路』8巻 KADOKAWA / メディアファクトリー 感想。

躍動感満点!!
川崎直孝先生『ちおちゃんの通学路』8巻、
表紙を飾るは、もちろん、我らがちおちゃんでございます。
ちょっとアクションゲームっぽい感じですかね?
背景の青空と、ちおちゃんのふわっ、としつつも、
スピードを感じる、そんなところが爽快で。


アニメもいよいよ2018年7月スタート、と
近づいておりますし、原作をしっかり読んで
予習、といきたいところでございます。

肝心の本編はキャラクター同士の関係に進展っぽいものも見え、
さらに面白くなってきたような。
"通学路"しばりは、もちろん続いた上で。


最初のエピソードは、
カバディに青春を捧げる久志取先輩と、カンチョー少女・ちはるの、
まさかの出会い……単発のお話としても面白かったのですけれど、
このふたりの組み合わせって、先々、面倒なことになりそうで(^^;。
両名ともに濃いですからねー、いや、基本、皆か(笑)。


ちおちゃんのゲーマー魂全開っぷりが
ポリスメンを引き寄せるコトになってしまったお話は……
らしい、というか何というか。
うまいこと切り抜けられて良かったな、と。
巡査さんは今後、レギュラーキャラになるんですかね?
正義感も強く、街中の事件では活躍してくれそうな予感。


ちおちゃんと安藤さんの関係も一歩前進?
真奈菜さんの監視はつきつつも、楽しくお買い物……ですね。
気が合う、という訳ではなく、何かズレているのだけれど、
結果として波長が合っている、そんな、ちおちゃんと安藤さん。
ちおちゃんはまだ、付き合う、という風ではないけれど、
わりかし良いトコロまでは来ていますよね。
どういう展開を見せるか、楽しみです。


ちおちゃんが通学路を配信! なお話は、何だか今風で面白く。
また、全然思惑通りにいかないところがまた(笑)。
時事ネタ? 的なものをうまく作品に取り込んで
楽しくまとまっているのが好感触、な。


小学生とガチで渡り合うちおちゃんも、どこかしら、格好良くて(笑)。
大人のおねえさん、ちっくなのも悪くないですが、
こういう遊んでくれる? おねえさんも良いな……なんて、
少し思ったところで終盤の展開からのシメのコマが最高(笑)。
さすが、ちおちゃんです。


いやー、8巻も楽しかったです!!
キャラクターも変わらず立っていますし、
少しずつ新しい登場人物も増えて、お話の流れも広がっていく、と言うか。
巻末の次巻予告? は、ちょっとえちぃ感じになっておりドキドキですか、
本編の展開に関係するのかしないのか(^^;。
9月発売予定、とのことからすると、
アニメも一段落、なタイミングになるのかしら。
原作9巻の発売を楽しみに待ちつつ、アニメも楽しんでいきたいところでございます。

ちさこ先生『北陸とらいあんぐる』3巻 KADOKAWA 感想。~"カレーのチャンピオン"にも行ってきました~

Link:北陸とらいあんぐる 無料漫画詳細 - 無料コミック ComicWalker
※第1話と最新話が読めます!

北陸とらいあんぐる 3 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

北陸とらいあんぐる 3 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

北陸3県あるあるネタを詰め込みつつも、
女子高生3人組、石川県出身・加賀ひまり、
富山県出身・黒部りつ、福井県出身・越前和花の日常のお話も
ほっこり楽しく見逃せない、ちさこ先生『北陸とらいあんぐる』も3巻がリリース。
タイトル的にも"3"でキリの良い数字で、
どことなくテンションも上がりますね!


今回も、食に、方言に、面白いネタがたくさん!!


コンビニに"とろろこんぶ"のおにぎりが定番、
という話は少々驚き。
他の地方にも、こういう限定系おにぎりって、実はあったりするのかしら?
ちなみに、前にも作中、とろろこんぶの話題が出ていた影響で、
私もとろろこんぶ、愛用するようになりました(笑)。
お味噌汁に入れてみたり、弁当のご飯に入れてみたり。
便利なんですよねー。


雪まわりの話も興味深いところで。
同じ雪が降る地域でも、私の実家は北海道の豪雪地帯で、
これまた微妙に違う感じなのが面白くて。
気候関連での色々、まだ他にもありそうですね。


バレンタインデーまわりで黒部さんモテモテエピソードは、
あるあるネタは弱めではあったものの、
キャラクターがすごく活きていてよかったな、と。
このようなお話も、もちっとあっても良いかもなー、
なんて個人的には思ったりもします。


カニの色々は、なるほどー、と思いつつ。
ウチは父親がカニを食べない影響で、
食卓にもほとんど上らないし、食べにも行かない、という、ね。
そんな感じなので、一層、ほうほう、と。
このお話みたいに、ワイワイと食べてみたいものです。
あ、もちろんお酒もー!
そいえば、北陸はお酒もおいしいでしょうし、
大人なエピソードが増えても面白いのかも?


"カレーのチャンピオン"に絡めたお話は……
こういう出会いに憧れるんだよなぁ、という(^^;。
いいなぁ、いいなぁ、思いつつ読み進めましたです。
知らずしらずの繋がりもあるふたりのようですので、
今後の展開も期待できるのかしら?
わくわく。


ひまりちゃん緊急帰省にはドッキりさせられ(>_<)。
もちろん、ちゃんと解決するのではありますけれど。
お着物姿のひまりちゃんも見られて、
なんだか嬉しいエピソードだったりもしました。
お風呂もね!!


新潟の"イタリアン"にも驚き!!
面白いメニュー、たくさんありますなぁ。
初見だと、絶対混乱しそうな(笑)。
アレンジの入った"イタリアン"は、どうやら渋谷でも食べられそうなので、
今度行ってみようかしらん?


んでもって、生徒会まわりの展開は、
ええーっ!! という(笑)。
登場人物も増えて、
よりお話のバリエーションも増えて、あるあるネタも充実しそう?
早くも続巻が楽しみになりました♪


んで。
『北陸とらいあんぐる』ですが。
3巻の発売に伴い、こんなコラボキャンペーンがございまして。


関東にはお店の少ない"カレーのチャンピオン"。
……ですが!!
なんと、職場から徒歩圏内に麹町店がある奇跡!!


Link:カレーのチャンピオン 麹町店 - 麹町/カレーライス [食べログ]


そんなこんなで、2018/03/23の仕事帰りに行ってみました。
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……空振り(>_<)。
19:30頃に着いたのですが、
"材料無くなり次第終了"にヒットしてしまった模様。
夜にお出かけ予定の方は要注意! ですね。


改めて2018/03/24のランチタイムにチャレンジ!!
13:30頃に到着。
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良かった!! 開店してる!!
ということで、入店してすぐ左にある券売機にて、
ジャンボLカツカレーの食券を購入。
店員さんに食券を手渡し、
結構前にもらったService Cardを出してみると……
まだ有効だったようで、温泉たまご、トッピングできました!!
やったね!!
また、このタイミングで
キャンペーンのポストカードが欲しい旨も伝えて。


カウンターに座り、見てみるとキャンペーン告知が。
大々的な感じではないものの、
こういうものがあると作品のファンとしては嬉しいですね。
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少々待ちまして、肝心のカレーが到着!!
ポストカードのひまりちゃんも可愛いっ。
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あとから思うと、
ソースをかけてから撮れば良かったですね(笑)。
久々のLカツカレー♪
程よい辛さのカレーと美味しいカツ、
さっぱりとしたキャベツがまた相性ぴったり♪
ボリュームも丁度良い塩梅なので、
苦しくなることもなく、おいしくお腹いっぱいになります。
度が過ぎると、終盤戦が戦いになりますから(笑)。


北陸あるあるコミックスも満喫し、
"カレーのチャンピオン"にてLカツカレーを食して
ポストカードもゲット!
楽しい、おいしい、嬉しい、そんな週末となりました。


『北陸とらいあんぐる』読者であれば、一度は食べたいLカツカレー。
機会がございましたら是非、お試しくださいませー。

冬目景先生『黒鉄・改』1巻 集英社 感想。

黒鉄・改 1 (ヤングジャンプコミックス)

黒鉄・改 1 (ヤングジャンプコミックス)

Amazonのサイトを見ていて発売に気づき、Kindle版を購入。


冬目景先生の『黒鉄』は、
文庫化されたものを持ってはいるのですが
どうにも読む機会がなく今に至り。
そのことが引っ掛かり、ここからでも大丈夫?
と不安になりつつの購入でありました。


結果。
全然、ここから読み始めて問題ありませんでした!
導入部分から自然と引き込まれてしまい、一気に巻末まで。


時は江戸時代。
渡世人・迅鉄の、妖刀・鋼丸との旅路。
怪しげな一団に追われ、負傷しつつも親切な兄妹に救われ……。


迅鉄は感情を表に出さないものの、
読み進めるうちに色々と感じるところもあり。
静かに行動に気持ちを出しているように見えるところが良いかな、と。


冬目景先生の絵で描かれる江戸時代の世界、というのも魅力的で。
人物はもちろんのこと、背景も見逃せないところ。


お話としても、迅鉄と、彼を追う一団との決着であったり、
そもそも何があったのか、なども気になるところでございまして。
先々、楽しみです。
無印『黒鉄』も本棚から引っ張り出してみようかしらね……。

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