鳴見なる先生『渡くんの××が崩壊寸前』3巻 講談社 感想。
- 作者: 鳴見なる
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/01/06
- メディア: コミック
- この商品を含むブログを見る
- 作者: 鳴見なる
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/01/06
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
間違いなく可愛いのだけれど、
読後にみると、諦め、みたいな感情がありそな。
微妙な表情で。
ということで、石原さんの過去が圧し掛かる、
そんな『渡くんの××が崩壊寸前』は3巻でございます。
2巻の後半で決まった、皆で海へいく話……の色々。
石原さんの過去に迫りつつ、渡くんの気持ちを確認する。
そんな感じでしょうか?
にしても、変態(つええやつ)がでてきましたなー!!
渡くんも、紗月と石原さんの間に挟まれるだけではなく、
さらに心配しなければならないコトが!! と。
感情の揺さぶりがさらに大きくなってきて。
紗月の空白の時間だったり、
件のことの動機がはっきりしないのは変わらずで、
まだまだ悶々とする展開は続きそうなのに。
今回登場の渡くんのライバル? は、
なかなかにゾクリとくる方でして……
読んでいて気持ちが悪くなる思いがする一方、
程度の差こそあれ、
"こういう一面って私の中にもあるのかも……"
という思いもあり、さらに悶々、というか何というか。
なんとか渡くんのサポートもあり、
石原さんは危機を脱したように見えるのですが、
これでホントにおわるのかは不明でありまして。
どうなるのかしら。
上記のような精神削られるような展開もありつつも、
とりあえずは所謂水着回、でありまして。
そういうドキドキも満載。
肉感的な? 石原さんと、
それに対する引き締まった感のある紗月さん……。
好みを試されているような、ね。
私はなんとなく、紗月さんに惹かれておりますが、
お話はどう動くかしらん、というところで。
今後については、
つええやつがこのまま黙るのか? という心配と、
眼鏡男子な徳井くんが鍵になるの? とか。
徳井くんって、渡くんと程よい距離感を保ちつつ、
アドバイスもくれそうな雰囲気が心強いというか。
当然のこと、紗月さんがどう動くのかも見逃せなくて。
ますます面白くなってきた『渡くんの××が崩壊寸前』でございました。
続きが楽しみなり。