感想温泉はてな亭

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やまむらはじめ先生『SEVEN EDGE』3巻 集英社 感想。

表紙が木蓮さんということで、
本編でも木蓮さんが活躍! という訳ではないのでしょうが、
印象としてはもう、木蓮さんのお話に集約するように感じられた、
やまむらはじめ先生『SEVEN EDGE』3巻でございました。


序盤は例によって? 標的を……
という任務に就く朔也たち、ではあったのですが。
色々あって追われる立場になってしまったりもして。
そう簡単にはいかないな、なんて思っているうちに、
木蓮さんの恩師が現れて……
ただでさえ厄介な状況の中、
冷静そうな木蓮さんの感情が揺さぶられる、という状況に。


この作品、誰もがキツめの過去を背負っているようなところがあり。
そのあたりを克服していく、というのが
ひとつの見どころなのかもな、と思う訳ですけれども。
今回が、その木蓮さんに焦点を合わせた感じ、
という印象でしょうか。
もちろん、序盤から加わった女性も色々あるのですが、
ここまでの活躍であったり、朔也との関係もあったりで、
木蓮さんのエピソードが強く心に残る、というか……。


追い詰められた状況の中のお話、ではあるのですが、
根のところにある部分、というのは、
わりかし、日常の中にもそこらにある感情だったりするのかもなぁ、
などと漠然と思いつつ読み進めたりもして。


アクションシーン的にも見どころがあり、
ちょいとサービス? ちっくな部分もありますので、
色々な意味でドキドキも出来。
程よいバランスで楽しめました。


正直、どのような着地点に朔也や、
木蓮さんが立つのかは見えてこないのですが、
それだけに、先々の展開が気になるのですよねー。
組織が目指すところ、が落ち着く場所、になるようには
素直に感じられませんし。


ということで、次巻にも期待、なのでありました。

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