感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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やまむらはじめ先生『SEVEN EDGE』3巻 集英社 感想。

表紙が木蓮さんということで、
本編でも木蓮さんが活躍! という訳ではないのでしょうが、
印象としてはもう、木蓮さんのお話に集約するように感じられた、
やまむらはじめ先生『SEVEN EDGE』3巻でございました。


序盤は例によって? 標的を……
という任務に就く朔也たち、ではあったのですが。
色々あって追われる立場になってしまったりもして。
そう簡単にはいかないな、なんて思っているうちに、
木蓮さんの恩師が現れて……
ただでさえ厄介な状況の中、
冷静そうな木蓮さんの感情が揺さぶられる、という状況に。


この作品、誰もがキツめの過去を背負っているようなところがあり。
そのあたりを克服していく、というのが
ひとつの見どころなのかもな、と思う訳ですけれども。
今回が、その木蓮さんに焦点を合わせた感じ、
という印象でしょうか。
もちろん、序盤から加わった女性も色々あるのですが、
ここまでの活躍であったり、朔也との関係もあったりで、
木蓮さんのエピソードが強く心に残る、というか……。


追い詰められた状況の中のお話、ではあるのですが、
根のところにある部分、というのは、
わりかし、日常の中にもそこらにある感情だったりするのかもなぁ、
などと漠然と思いつつ読み進めたりもして。


アクションシーン的にも見どころがあり、
ちょいとサービス? ちっくな部分もありますので、
色々な意味でドキドキも出来。
程よいバランスで楽しめました。


正直、どのような着地点に朔也や、
木蓮さんが立つのかは見えてこないのですが、
それだけに、先々の展開が気になるのですよねー。
組織が目指すところ、が落ち着く場所、になるようには
素直に感じられませんし。


ということで、次巻にも期待、なのでありました。

信濃川日出雄先生『山と食欲と私』8巻 新潮社 感想。

Link:くらげバンチ
Link:山と食欲と私 - 信濃川日出雄 / 1話 おにぎり | くらげバンチ

山と食欲と私 8 (BUNCH COMICS)

山と食欲と私 8 (BUNCH COMICS)

山と食欲と私 8巻 (バンチコミックス)

山と食欲と私 8巻 (バンチコミックス)

冬全開な表紙の信濃川日出雄先生『山と食欲と私』8巻。
寒いときですと、
一層、湯気のたつ、熱々なごはんが恋しくなるような。
今回も様々な食と、風景満載となっております。


お話としましては、
初っ端から興味深い、鮎美さんのおじいちゃんのエピソード。
何せ、舞台は北海道は札幌、ということで、
道産子な私には一層身近なーって、そんなに札幌って、
行ったことはないのですけどね(笑)。
ちょっと気難しい? ところがあるおじいちゃんなのかしらん。
でも、元気で、格好良くて。
何だか素敵だなぁ……と思いつつ。
バーで鮎美さんが出会った女性もまた、素敵でして。
アニマルトラッキング、なんていう新鮮な響きの遊びに誘ってくれたのも、
この女性・恵留さんで。
雪上の動物の足跡を追ってみたり……なんて、
ほんと、条件が整わないとできない、ちょいと贅沢な感じですよね。
鮎美さんがピンチに陥ってしまうのは、
山、特に冬は、なめたらイカンというコトなんでしょうねー。
あと、藻岩山山頂の展望台からの景色!!
これがまた素敵でして。
んー、何とか、行ってみたいものですね。
なかなか、帰省で地元に帰ると、
観光というよりは実家だったり、
親戚まわりで時間を使い切ってしまうからなぁ。


身体づくりのお話は……痩せすぎてしまってはダメな気がしますが、
なかなかに難しいですよね。
私は最近、体調不良も重なって動かなくなった分、
体重も増え気味で難儀しておりますが。
ムムム。


菜の花の件は、季節を楽しむ!! トコロが活きていて、
とても素敵だったように思います。
山に登るのも、もちろんすばらしいのでしょうけれども、
この回の鮎美さんのように、
突発的な出会いから予定を変更して旬を満喫! って、
これまた楽しそうなお休みだなぁ、なんて。
嗚呼、体調崩して寝込む休日から脱出したいぜよ……と、
わが身を顧みつつ(笑)。


んでもって、ついに! というか、
言われてみればこれまでは無かったか、という
冬山チャレンジな鮎美さんです。
もちろん、同行してくれる心強い友人もいつつ。
山で出会った知り合いも途中から一緒になったりして。
冬山のおもしろさ、こわさ、醍醐味、的なものを
きっちり、楽しませて頂きました。
鮎美さんでも大変で、
うっかりで遭難しそうになってしまうのね……。
ホント、鍛えて、準備して、それでもだから、
覚悟も必要だったりするんだろうなぁ。


ベーコンのお話は、鮎美さんからはちょっと離れて。
その分、いつもとはちょっと違った空気感が楽しく。
んで、結局、こどもさんは何者だったんだろう?


冷凍炒飯と餃子のセット!!
これは最近、私もやります。
と申しましても、大同電鍋で、ですが。
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丼とお皿を重ねての同時調理です。
蒸して作るので、パラパラな炒飯というよりはもっちり仕上がりますし、
餃子は蒸し餃子になるのでプルプルでございますけれど、
セットなのが嬉しくて(笑)。
これはこれでおいしゅうございますが、
鮎美さんみたいに、きっちり火で調理して山で食べるとまた、
格別なんでしょうなぁ。


……と、8巻も満喫いたしましたー♪
まだまだ新しいチャレンジもあったりで
奥深さ、ワクワクを感じつつ。
また、所々での危険なシーンにも注目しながら。
どんなスポーツだったり趣味でも、
気を付けなければならない事って必ずあるでしょうし。
鮎美さんの、危険・危機との付き合い方も気にしつつ、
この先のお話も楽しんでみたいと思います。


私は、趣味で自転車に乗っていたのですけれども、
ある日、前を走る自転車の急ブレーキに対応できず、
突っ込んで転倒……という事故をやってしまい。
幸い、相手にケガだったり、目立った車両の損傷はなく。
私の方はそこそこに擦りむいたり、流血したり、
フレームに傷、のありさまで。
そこから、まともに自転車乗る気分になれなくなってしまったのですよね……。
なんだろうな、危ないことに遭ったあとの
趣味との付き合い方、みたいなのを、
なんとか見つけていかなきゃなんのだろうなぁ、
というコトもぼんやり考えた、
山と食欲と私』8巻なのでございました。

信濃川日出雄先生『山と食欲と私』7巻 新潮社 感想。

Link:くらげバンチ
Link:山と食欲と私 - 信濃川日出雄 / 1話 おにぎり | くらげバンチ

山と食欲と私 7 (BUNCH COMICS)

山と食欲と私 7 (BUNCH COMICS)

先日、8巻がリリースされた
信濃川日出雄先生『山と食欲と私』でございますが。
……近ごろの恒例? としまして、
7巻の感想を書いておりませんでしたので、先にこちらを。


変わらず山を楽しむ鮎美さんですけれども。
7巻は単独、というよりは交流多め? な印象で。
小屋を建てるのを手伝ったり、合コンちっくなものもあったりで、
ちょっとドキドキも。


お料理系も単純に美味しそうなものもあれば、
ちょいと微妙なものもあって(笑)。
たぶん、失敗も色々ありつつ、おいしいご飯にたどり着くのかな、
なんてことを思ったりもして。


当然のように日常生活もありまして。
周辺も少しずつ変化が。
会社であったり、知り合いであったり。
そんな中でも登山は続けていく……
まったく別、ではないのですけれども、
仕事からちょっと離れたところに趣味をもつ、
っていうのは素敵なんだな、なんて。
私はここのところ、
仕事と趣味のバランスをいまひとつうまく取ることが出来ず。
体調まで崩してしまう始末ですので、
鮎美さんを見習わなきゃなぁ、なんてことも考えたり、ね。


んなことを思いつつ7巻、満喫いたしました。
感想を書くのが遅れただけに何度も読み返しましたけれど、
いやー、面白いんですよね。
日々、新刊を読むのも楽しいのですが、
こんな感じで読み返すのも、ある意味贅沢なのかもなぁ。


……ということで、8巻も楽しみたいと思います!

『月刊ドラゴンエイジ』2018年9月号 KADOKAWA/富士見書房 感想。

ドラゴンエイジ 2018年9月号

ドラゴンエイジ 2018年9月号

発売日、速攻でKindle版をポチって
通勤中にKindle Oasisで満喫。
帰宅して、PCのKindleアプリでDLして再読しよー!
なんて思ったのですが……これが上手くいかない。
何回やっても途中でダウンロードが止まります(>_<)。
……んで、やむを得ず、Cloud Readerで流しつつ、
こちらの感想を書くこととした次第。


PCアプリでDLできないのは、
職場PCでも同じだったので、何等かの理由がありそではございますが……
まぁ、突き詰める理由もございません故、
とりあえず、チェックした作品の感想です。

武田弘光先生『マケン姫っ!-MAKEN-KI!-』第佰捌話

「三惑の蒼迷」


いきなり派手な展開から本編再開、となりました。
ミネルバさんの全力バトル、なのでそりゃまぁ、とは思うものの。
なんだかんだでピンチに追い込まれてしまいまして……流石は強敵。
んでもって、そこを切り抜けるのが面白くもあり。
仲間の助けも得て……って、
んんん……これ、次回どうなるのかしら、という締め。
普通の流れだと、ミネルバさんブチ切れになりそですが???
どうなりますか。

佐藤ショウジ先生『トリアージX』

CACE:8 BLADE WEB V 二閃


姉妹の直接対決……となりましたが、
外部要因も絡んでまいりまして、
純粋に力のぶつかり合いにはならず、というところでしょうか。
相手から一瞬、気がそれて……というのは、
致命傷に繋がりそうですものね。


にしても、大きな胸が自由に動いてしまう状況、って、
動きやすいのかな? という疑問が(笑)。
どちらかというと、固定に近い状態の方が、
身体も振り回されないのでは……なんていうのは、
野暮なところですかね(笑)。
観ている分には、ぶるんぶるんしてくれた方が嬉しい……
悲しい性でございます。


しかし、ここからどうお話、まとまるのかしらん。

■原作:滝沢慧先生/作画:草壁レイ先生『非オタの彼女が俺の持ってるエロゲに興味津々なんだが』第27話



笹井先輩編? の続きでございます。
宿をとることになったものの、小田桐くんと水崎さんが同室に?
ここでも積極的な水崎さんにドキドキさせられっぱなしで。
ぐいぐいくるように見えて、
微妙に恥じらいのある感じがたまらんのですよねー。
ただ、そこに意外な? いや、想定内な? 乱入者が現れて……。
ブコメ的には良い展開だとは思います♪


んで、役者が揃ったところで向かう先は……
両手じゃ足りない花に囲まれる小田桐くんが羨ましすぎですね。
挙句に水崎さんのアグレッシブな衣装には、もう……
となると、対抗してくるのかな?
という期待も出てきたりで、
さて、次回はどうなるのかしらん。

的良みらん先生『黒姉インソムニア

第8夜"黒姉 in 夏"


『非オタの(以下略)』からページも続いて、おまけに水着つながり!!
季節的にもピッタリですし、
ただ暑いだけの日々にぐったりな日常におきましては、
カラっとした夏の懐かしい記憶を呼び起こしてくれる感じで。
ここまで暑いと、海水浴場ってどうなんですかね?
どうもなにも、北海道の炭鉱町で育ったので、
海水浴場って普段がどんな塩梅か、なんて皆目見当もつかんのでございますが。


嬉しいのは、ここまで登場のヒロイン揃い踏みなところ、ですね。
卦良ちゃんもきっちり参加、ですし♪
教授はマニアックなところを突く感じで。
未宇は、健康的なところをさらう塩梅……
ほのめ姉はマイペースではございますけれども、
樹くんは満足している模様?


しかし、まぁ、教授も含めて皆で海、
ということは、それなりに理由はある訳で。
その理由の決着は次回持ち越し。
当初予想とは異なる犯人っぽいので、
そのあたりをどうおさめるか、
ほのめ姉や樹くんの腕前拝見、ですかねー。


んでもって、待望の単行本も来月発売!
まとめ読みも楽しみでございます。

黒姉インソムニア 1

黒姉インソムニア 1

■ビリー先生『シネマこんぷれっくす!』17本目

「ガチ☆ガール」


毎度、映画を語るにあたってそんな切り口があるの?
と驚かされる、あまり映画をみない私でございますが、
今回もまた……
まさか、序盤数ページからその流れに持ち込まれるなんて、
思いもよらず、ですね。


しかし、新キャラの会長さんも見事、
いいポジションにおさまったみたいで。
ほんと、作品クローズ担当かとヒヤヒヤしましたもん(^^;。


ちゃんと取り上げる作品に沿ったカタチで展開するのも
相変わらず、凄いというか、なんというか。
個人的に映画の素養がないだけに、
読むのにも時間がかかってしまうのですが、
それでもついていきたくなる熱さは変わらず。
このたびのお話も満喫させて頂きました。


次回もどんな映画談義が展開されるか、楽しみでございます。

西条真二先生『鉄鍋のジャン!! 2nd』第20話

「敗北の代償」


まさかの2番目、となってしまったジャン。
ここまで、相当な自信をもって行動してきただけに、
その衝撃も大きく……
ただ、よくジャンを知っている周囲の人たちは
その励まし方もキッチリ、おさえているようで。
少々、強引な感じもありましたが、
最後のページのジャンの顔は、なかなかに良い雰囲気があり。
ここから、お話も加速していくかな?
という予感がしてまいりました。


逆襲? に期待ですね。

鉄鍋のジャン!!2nd 3 (ドラゴンコミックスエイジ さ 10-2-3)

鉄鍋のジャン!!2nd 3 (ドラゴンコミックスエイジ さ 10-2-3)

宮原るり先生『僕らはみんな河合荘』11巻 少年画報社 感想。

完結の11巻。
しみじみ、楽しみました。
当初は掲載誌で連載を追う感じで読み始めて、
単行本待ちになって、
紙からKindle版へ……と読むスタイルも変わってきましたが。
魅力的なキャラクター、
お話、舞台に引っ張られて、最後までお付き合いさせて頂きました。


宇佐くんと律ちゃんはともかく、
麻弓さんがどうなるのか心配だったのですけれども、
そこは納得の着地点が用意されており。
本編では終盤戦、
あまり出番がなかったような気がする彩花さんは
きっちり、番外編の補足エピソードで後日談もバッチリで。


お話の完結でホッと一息したあと、
後日談で気になるところを回収、という塩梅?
無理やり最終回にまとめるよりは、
みな自然体な印象な、
11巻のようなスタイルで良かったなぁ、などと思いつつ。


ちょっと、河合荘自体は寂しくなってしまったのかしら、
という感じもしますけれども、
また、賑やかな時期がやってきたり、
皆が集う場になったりするのかしら、なんてことも妄想したくなる。
そんな読後なのでありました。


宮原るり先生、連載、おつかれさまでした。
個性的な彼ら、彼女らの日々に笑わされ、
元気をもらうことができました。
過去を振り返ってみるに、
経験したくてもなかなかできないのが、
河合荘のような場所での共同生活。
想い出にはなりそうで、
チャンスはゼロではなかったりもするのですが、
なかなか踏み出せない。
そんな思い、憧れの補完にもなった作品かしら、
なんてことも思っております。


新作、楽しみに致しております。
また、『恋愛ラボ』の着地も。
みそララ』が復活したりしないかしら、などと期待もしつつ。


ほんと、たのしゅうございました!
時々、わたしも河合荘を読み返して、
あの日々へ里帰りしてみます。
宇佐くん、律ちゃん気分で。

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