感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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オジロマコト先生『猫のお寺の知恩さん』9巻 小学館 感想。

完結の9巻、
オジロマコト先生『猫のお寺の知恩さん』です。
どことなく、春を思わせる表紙が印象的な。


強烈に印象に残ったのは昼間ちゃんですね。
とんでもなく可愛くて、それでいてしっかりしていて。
ほんと、あのシーンはすんごく、ドキドキして。
源くんの強い意志がなければ、
もっとオタオタしたりグダグダになっていたのではないか、と。
成長したなぁ、なんて思いつつ。


着地点、については、申し分なし、とでも申しますか。
若干の不安もありましたので、
良かったなー、という気持ちでいっぱいに。
皆の関係性が崩れず、きっちり収まったのって、
結構、すごいんじゃないか、なんておもったりも。


ちょっと遠いっぽい、とはいえ、
親戚のお姉さんとの恋のお話、ってあまり目にしたことはなく。
ほんわかした雰囲気につつまれながら、
ここまで読み進めて参りましたが、
色々ありつつも、昼間ちゃんが源くんの背中を押してくれたのかな、
なんて。
知恩さんも昼間ちゃんの気持ちに気がついていたようなところもあり、
それでいて、一歩引いたところで見ていて。
昼間ちゃんは恋心と将来のことを見据えながら、
冷静に、それでいてちゃんと区切りをつけるべく動いて。
源くんは、それらを受け止めつつ、
誠実に答えを出した、ように見えました。


……って、ゆったり楽しんできたような気分でしたが、
わりかしキッチリ恋愛ものだったのかもな?
と再確認しつつ。
猫のお寺の知恩さん』楽しゅうございました。
もーちょっと作品を楽しみたかった気持ちもございますが、
あまり引き延ばさずに着地、というのも悪くなかったのかな、
という感じでございます。


オジロマコト先生、連載おつかれさまでした。
またの作品、楽しみに待っています!

オジロマコト先生『猫のお寺の知恩さん』8巻 小学館 感想。

青い空に知恩さん♪
にゃんこが狙う先には? ということで
ふと気が付く表紙のつくり。
こういうのって素敵ですよね。
ということで、オジロマコト先生『猫のお寺の知恩さん』8巻。


発売直後に読み、何度も読み直して。
空気感、とでもいうのでしょうかね?
居心地がものすごく良くて。
懐かしさ、田舎、地元のような感覚を
読んでいて掻き立てられると申しますか。


のどかなお正月から始まり、
知恩さんの成人式、決断と卒業式……
と、何気に大きくお話は動いていって。
揺れる源くんの気持ちに、
知恩さんはどう応えるのかしらん。


もう9巻はリリースされておりまして、
完結したようですので、
今晩、ポチッてゆったり読んでみようと思います。
大好きなシリーズですので完結は寂しくもあるのですけれども、
これは仕方ないですもんね。


源くんと知恩さん、昼間ちゃんが
どのような一歩を踏み出すのか期待しつつ。

渡邉ポポ先生『埼玉の女子高生ってどう思いますか?』1巻 新潮社 感想。

Link:埼玉の女子高生ってどう思いますか? | コミックバンチweb

埼玉の女子高生ってどう思いますか? 1 (BUNCH COMICS)

埼玉の女子高生ってどう思いますか? 1 (BUNCH COMICS)

埼玉の女子高生ってどう思いますか? 1巻: バンチコミックス

埼玉の女子高生ってどう思いますか? 1巻: バンチコミックス

ちょいとお買い得なタイミングがあったので、
その際にポチっておりました。


タイトルからもわかります通り、ご当地モノ、の作品なのですが、
これがなんとも絶妙な間合いで面白く。
埼玉、という近くて遠い(失礼)ところのお話、というのもまた、
程よい興味を惹かれ……。


埼玉にコンプレックスをもつ小鳩、
ぐいぐい押していくアグリ、東京からやってきた東上さん、
という三人組を基本に埼玉話が進みまして、
ほのぼのしつつ、埼玉情報をするっと刷り込まれ(笑)。
読み終える頃には”十万石まんじゅう”を食べたくなる、という(;^_^A。


基本、自虐ネタちっくなところに笑わされるのですけれども、
きっちり埼玉の魅力が出ている、素敵な作品、と思います。
今度、北海道の実家に帰省するとき、
なんとかお土産に”十万石まんじゅう”ゲットしていこう、
なんて考えてしまう程度には!


ちらちらと恋愛要素っぽいのが見え隠れするのも気になるところ。
息の長い作品になって、そのあたりも作中で発展をみせてくれたら、
一層楽しくなりそうな予感です。


ほぼ衝動買いだったこの作品でしたけれども、
とっても楽しゅうございました。
ゆるり、読めますので、
最近は気持ち的に余裕のなかった私にはピッタリ、でした。


続きも楽しみに待つことに致します。

ぽんとごたんだ先生『桐谷さん ちょっそれ食うんすか!?』6巻 双葉社 感想。

Link:桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? / ぽんとごたんだ - ニコニコ静画 (マンガ)

桐谷さん ちょっそれ食うんすか!?(6) (アクションコミックス)

桐谷さん ちょっそれ食うんすか!?(6) (アクションコミックス)

今回、何を食べるのか一発でわかる表紙(笑)。
ぽんとごたんだ先生『桐谷さん ちょっそれ食うんすか!?』6巻でございます。


今回もアグレッシブな桐谷さんに翻弄される先生の姿が微笑ましく。
一時、ピンチでしたけれども、この感じならば安心? ですね。
全般的にも桐谷さんと先生のエピソードが多めですし、
教師と教え子の禁断な雰囲気も濃くなってきたような……
桐谷さんもそのあたりを突きつつ、
先生をうまく利用している風なのがなんとも(笑)。


食材的には表紙のモノはもちろんのこと、
植物系もおさえていたりで幅も広くなっているような。
野菜、なら違和感なく食べられるのに、
"植物"と言われると急に抵抗感出てくるのって何なんでしょね?
などと思いながら頁をすすめ。


桐谷さんが珍しくうろたえる様を見られたのも貴重、ですね!
ガシガシ行くのがいつもなだけに。
やはり、見た目がアレ過ぎるのは引っかかるのかしら……。
今後も何か弱点が見られたりするのでしょうかね?


んでもって、ふたりの世界が続くのかな?
とおもいきや、少々波乱の予感を終盤にはらませて締め、
な第6巻。
満喫させて頂きましたです。
興味深い食材、食レポももちろん面白いのですけれども、
キャラクターがしっかりしているのがやっぱり、良いですよね。
微妙な距離感が、ホントによろしゅうございます。


次巻の面白食材、波乱の展開に期待しつつ、
私は体調を万全に新刊読めたらな、と!
読み終えてつぎが楽しみになる、って何気に贅沢っ!

冬目景先生『空電ノイズの姫君』3巻 幻冬舎 感想。

アタマと身体のバランスの崩れた状態は続いておりまして、
社会復帰に向けまして四苦八苦な日々でございます。
お薬、すごいな、と感じつつも、
生活習慣の矯正も意識しながら療養、という感じでしょうか。
そんなこともあり、なかなかマンガを集中して読む気もおこらなかったり、
読んでみても感想を書きとめるまでに至らなかったり、で。
困ったものです。


そんな中。
冬目景先生『空電ノイズの姫君』の3巻がリリースされまして。
掲載誌が残念なことになったのですけれども……
一応、連載は追っていてお話は把握しているものの、
大好きな作品なので、即、Kindle版を購入し、読了。


磨音ちゃん失意の初ライブからのお話。
夜祈子さんの才能も周りにボチボチ知られはじめ、
面倒なことになりそうな動きもちらほらと。
もともと、そんな感じはありそうでしたけれども。
磨音ちゃんも少しずつ復活してきたようで一安心、でしょうか。
バンドも、なんだかんだで結束も深まり、
先もすこーしずつ、見えだした?
少なくとも直近の目標みたいなものは定まってきたような雰囲気で。


んでもって、完結……と思いきや、あとがきに嬉しい情報が!
本当に大好きな作品だったので、
ホッとしましたし、どんな新連載よりもうれしいかも(笑)。


新刊読んで毎度のことではございますが、
つぎが楽しみでございます。
そのときには、きっちり元気な状態で読み進めたいものでございます。

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